この記事は、iPhoneからAndroidに乗り換えた時に不便すぎて後悔したこと、PixelやGalaxyのデメリットや注意点をまとめて解説している記事です。
iPhoneからGalaxyやpixelとかのAndroidに乗り換えようかと考えているんだけど、不便すぎてデメリットしかない!って評判を聞くと不安になるんだよね、実際どうなの?
と言う疑問に答えます。
日本国内ではAndroidよりiPhoneの方が圧倒的にシェアが高いですが、年々Androidを使う人が増えています。
実際2022年から2024までのシェアの推移を見てみると、2023年以降Androidを使っている人が増えていることが分かります。
近年の円安の影響でiPhoneの価格がどんどん値上がりしていますし、物価高の影響で本体価格の安いAndroidを利用する人が増えている可能性があります。
しかし、今までiPhoneを使っていた人がAndroidに乗り換えると後悔しないのか?困ったこととな無いのか?不安に感じる人も多いと思います。
そこでこの記事では、iPhoneからAndroidに実際に変えた経験から乗り換えで後悔するデメリットや困ることにはどんなものがあるのか?を解説していきます。
iPhoneからAndroidに乗り換えを検討している方は、是非参考にしてみてください。
そもそもiPhoneとAndroidは何が違うのか?
まず最初に基礎知識としてiPhoneとAndroidの違いについて解説していきます。
基本的にiPhoneとAndroidは同じスマートフォンなどで、大きな違いはありませんが、細かい部分で違いがあります。
iOSは、直感的な操作性と高い安全性、豊富なアプリが魅力な一方、Androidは自由度とカスタマイズ性、豊富な機種が魅力です。
\\iPhoneとAndroidの比較表//
項目 | iOS | Android |
---|---|---|
操作性 | 直感的な操作で 使いやすい | 自由度が高く カスタマイズできる |
アプリ | 互換性が高く 安全性の高いアプリが多い | 互換性が低く マルウェアなどの リスクがあるアプリもある |
セキュリティ | 独自の審査基準で 厳しく管理されている | オープンなOSであるため セキュリティリスクが高い |
カスタマイズ性 | シンプルで 分かりやすい | 自由度が高く 自分好みにカスタマイズできる |
価格 | 高価な機種が多い | 安価な機種も多い |
メーカー | Apple | 様々なメーカー |
iPhoneかAndrodのどちらかをを選ぶためには、それぞれのメリット・デメリットを理解することが重要です。
順番に詳しく解説していきます。
iPhoneとAndroidの基本的なOSの違い
まず最初にiPhoneとAndroidの基本的な違いから比較していきます。
そもそもiOSとAndroidは、スマートフォンを動かす基本ソフトであるOS(オペレーションシステム)です。
iPhoneとAndroidはそれぞれ異なる特徴を持ち、メリット・デメリットがあります。
\\iPhoneとAndroidのOSの違い//
項目 | iOS | Android |
---|---|---|
操作性 | 直感的な操作で使いやすい | 自由度が高く、自分好みにカスタマイズできる |
アプリ | 互換性が高く、安全性の高いアプリが多い | 互換性が低く、マルウェアなどのリスクがあるアプリもある |
セキュリティ | 独自の審査基準で厳しく管理されている | オープンなOSであるため、セキュリティリスクが高い |
カスタマイズ性 | シンプルで分かりやすい | 自由度が高く、自分好みにカスタマイズできる |
アップデート | Apple社による定期的なアップデート | メーカーや機種によってアップデート頻度が異なる |
iOSはApple社が開発したOSで、iPhone専用に設計されており、以下の特徴があります。
\\iPhoneの特徴//
- 直感的な操作性⇒シンプルで分かりやすいデザインと直感的な操作で、初心者でも使いやすい。
- 高い安全性⇒独自の審査基準を設けたApp Storeを通じてアプリを配信するため、マルウェアなどのリスクが少ない。
- 定期的なアップデート⇒Apple社による定期的なアップデートにより、常に最新機能やセキュリティ対策が提供される。
一方、Androidは、Google社が開発したOSで、様々なメーカーのスマートフォンに搭載されています。
PixelやGalaxyだけでなく、国内メーカーのAndroidスマホにも多く採用されていて、下記の点が特徴です。
\\Androidの特徴//
- 自由度の高さ⇒ホーム画面のカスタマイズやウィジェットなど、ユーザーが自由に設定できる項目が多い。
- 豊富なアプリ⇒Google Playストア以外にも、様々なアプリストアからアプリをダウンロードできる。
- 幅広い価格帯⇒1万円台から数十万円まで、様々な価格帯のAndroidスマホが発売されている。
直感的な操作性と高い安全性を求める人にはiOSがおすすめですが、自由度と豊富なアプリを求める人にはAndroidがおすすめです。
直感的な操作で使いやすいiOSvs自由度の高いAndroid
次に操作性についてiPhoneとAndroidの違いについて解説していきます。
iOSはシンプルなデザインと直感的な操作で、初心者でも使いやすいのが特徴です。
具体的には、アイコンをタップしたり画面をスワイプしたりするだけで、主要な操作を行うことができます。
\\iPhoneの特徴//
- アイコンをタップしたり、スワイプしたりする直感的な操作で使いやすい
- アプリの起動や設定変更がスムーズ
- 迷うことなく操作できる
一方Androidは、自由度が高く自分好みにカスタマイズできるのが特徴です。
ホーム画面のレイアウトを変更したり、ウィジェットを追加したり、様々な操作をカスタマイズすることができます。
\\Androidの特徴//
- ホーム画面やメニューを自由にカスタマイズできる
- ウィジェット機能で必要な情報をホーム画面に直接表示できる
- ショートカットキーを設定できる
- 操作方法をある程度自由に設定できる
iPhoneからAndroidに乗り換えて一番感じる部分としては、この操作性やカスタマイズの違いだと思います。
iPhoneとAndroidのアプリの違い
iOSとAndroidでは、アプリストアのの管理方法が異なります。
iPhoneとAndroidの両方で公開されているアプリが多いですが、中にはどちらか片方のストアでしか公開されていないアプリもあります。
項目 | iOS | Android |
---|---|---|
アプリストア | App Store | Google Playストア、その他 |
審査基準 | 厳格 | 比較的緩やか |
互換性 | 高い | 低い |
支払い方法 | クレジットカード、Apple Pay | クレジットカード、キャリア決済、その他 |
iPhoneで使えるiOSアプリは、App Storeを通じて配信されます。
App Storeでは、独自の審査基準を設けており、マルウェアなどのリスクが少ないアプリのみが配信されています。
\\iPhoneアプリの特徴//
- 審査が厳格で、セキュリティの不安が少ない高品質なアプリが多い
- Androidと比較するとアプリの数が少ない
- 有料アプリが多い
一方、Androidアプリは、Google Playストア以外にも、様々なアプリストアからダウンロードできます。
しかしGoogle Playストアは審査基準が比較的緩いため、マルウェアなどのリスクがあるアプリも存在します。
\\Androidアプリの特徴//
- iPhoneのアプリと比較すると審査がゆるめ
- 比較的アプリを公開しやすいためアプリの種類が豊富
- 無料アプリが多い
- 悪質なアプリが紛れ込む可能性がある
どんなアプリを利用しても安全性の心配が少ないのがiPhoneです。
一方でAndroidはセキュリティが低めな分だけ、様々なアプリの数が多い点が違いと言えます。
iOSの強固なセキュリティvsAndroidのオープン性のリスク
次にセキュリティ対策についてを比較していきます。
iPhoneはApple社による定期的なアップデートにより、常に最新の情報セキュリティ対策が提供されます。
\\iPhoneの安全性//
- サンドボックスと呼ばれる技術により、アプリ間の相互アクセスを制限
- 定期的なOSアップデートでセキュリティ対策を実施
- アプリの審査が厳格
一方Androidは、オープンなOSであるため、iOSよりもセキュリティリスクが高いとされています。
先ほど解説したようにGoogle Playストア以外にも様々なアプリストアからアプリをダウンロードできるため、マルウェアなどのリスクがあるアプリも存在します。
\\Androidのリスク//
- iPhoneと比較するとマルウェア感染のリスクが高い
- フィッシング詐欺などの被害を受けやすい可能性がある
比較的iPhoneの方がセキュリティが高いと言われますが、自身でできるセキュリティ対策を行うとより安全性が高まるでしょう。
- OSを最新の状態に保つ⇒定期的にOSアップデートを適用することで、最新のセキュリティ対策を導入することができます。
- アプリは公式ストアからダウンロードする⇒公式ストア以外のアプリストアからダウンロードする場合は、アプリの開発元やレビューなどを確認してからダウンロードするようにしましょう。
- セキュリティソフトを導入する⇒セキュリティソフトを導入することで、マルウェアなどの脅威から端末を保護することができます。
- 不要なアプリは削除する⇒使用していないアプリは削除することで、攻撃対象を減らすことができます。
- パスワードを使い分ける⇒同じパスワードを複数のアカウントで使用するのは避けましょう。
このようにセキュリティを重視する人にはiOSがおすすめですが、セキュリティ対策をしっかり行うことで、Androidでも安全に利用することができます。
個性を出せるAndroidとシンプルなiOS
最後に使い勝手の良さについて比較していきます。
ホーム画面のカスタマイズや操作性ではAndroidの方が細かい設定が可能です。
項目 | iOS | Android |
---|---|---|
ホーム画面 | シンプルで分かりやすい | 自由度が高く、カスタマイズできる |
メニュー | 使いやすい階層構造 | |
通知 | シンプルで分かりやすい | |
ロック画面 | シンプルで分かりやすい |
iOSは、シンプルなデザインで、ユーザーが設定できる項目が少ないのが特徴です。
\\iPhoneの操作性//
- シンプルで使いやすい一方で、カスタマイズできる項目が少ない
一方、Androidは、ホーム画面のレイアウトを変更したり、ウィジェットを追加したり、様々な操作をカスタマイズすることができます。
\\Androidの操作性//
- ホーム画面やメニューを自由にカスタマイズできる
- ウィジェット機能で情報を一目で確認できる
- ショートカットキーを設定できる
- 操作方法をある程度自由に設定できる
カスタマイズ性を重視するならAndroid、シンプルで使いやすいスマホを求めるならiOSがおすすめです。
iPhoneからAndroidで後悔したことや困ること【不便すぎてデメリットしかない?】
次にに僕自身がiPhoneからAndroidに乗り換えて気づいたポイントから解説していきます。
iPhoneからAndroidに乗り換えると、設定・トラブル時・耐久性・セキュリティなどの面でデメリットに感じる部分があります。
- 操作性の違い【Android端末ごとに設定方法が違う点に戸惑う】
- クラウドサービス【iCloudとGoogleサービスの違いは少なめ】
- スマートウォッチ【Apple Watchは使えなくなる】
- AirDropが使えない【Nearby Shareを使えば何とかなる】
- アプリの豊富さ【Androidのアプリは安全性に注意が必要】
- 情報量【端末によって情報量が少ない機種がありトラブル時に困る】
- 端末の寿命【iPhoneよりAndroidの方が使える期間が短い】
と言うのも、AndroidはiPhoneと操作方法が大きく違う部分があります。
感覚的に使えるiPhoneと違って、Androidは細かい部分まで設定できるだけ、難しく感じる部分があるでしょう。
そのため、下記の設定・トラブル時・耐久性・セキュリティのには注意した方が良いと感じます。
順番に解説します。
下記の記事では、iPhoneとAndroidの将来性や長く使えるのはどっちなのか?違いを徹底比較しています。
関連記事iPhoneとAndroidで長く使えるのどっち?【将来性やコスパ、寿命や耐久性の違いを徹底比較】
操作性の違い【Android端末ごとに設定方法が違う点に戸惑う】
iPhoneからAndroidに乗り換えてまず実感するのが操作性の違いです。
長年iOSに慣れ親しんでいれは、Androidの異なるUI(ユーザーインターフェース)に戸惑いを感じがちです。
例えば、アプリの配置や設定画面の構造が異なっていたり、Androidには「戻る」ボタンがあるなど、物理的な部分だけでなく操作性には大きな違いがあります。
他にもAndroidはメーカーごとに、設定画面や設定方法が若干違うため、新しいAndroidに機種変更をしたあとに戸惑うことが多い印象があります。
\\iOSとAndroidのUI比較表//
機能 | iOS | Android |
---|---|---|
ホームボタン | 物理ボタン またはジェスチャー | 画面下部のナビゲーションバー |
通知センター | 画面上部から 下にスワイプ | 画面上部から下にスワイプ |
コントロールセンター | 画面下部から 上にスワイプ | 画面上部から下にスワイプ (機種により異なる) |
アプリの切り替え | 画面下部から 上にスワイプして長押し | 画面下部のナビゲーションバーで アプリ履歴を表示 |
スクリーンショット | 電源ボタンと音量アップボタンを同時押し | 電源ボタンと音量ダウンボタンを同時押し(機種により異なる) |
またiPhoneで愛用していたアプリがAndroidに対応していない、あるいは操作感が異なるといった互換性の問題も浮上する可能性があります。
特に、ゲームアプリなどはグラフィックや操作性がiPhone版と比べて劣るケースがあり、最初にiPhoneからAndroidに乗り換えると、画質の荒さが気になりました。
一方で、iPhoneではアイコンの配置や壁紙を変更する程度ですが、Androidではウィジェットやテーマなどを駆使して自分好みのホーム画面を作り込むことができます。
この自由度の高さは魅力的ですが、一方で設定に手間取ったり、iOSのシンプルなホーム画面の方が使い勝手が良かったな!と感じる時はありました。
クラウドサービス【iCloudとGoogleサービスの違いは少なめ】
また最近のスマホはクラウドを利用してネット上で情報を共有するのが普通になりました。
iPhoneからAndroidに乗り換えた時に一番気になったのが、iCloudからGoogleのサービスに乗り換えた時の違いでした。
というのも、iPhoneでは写真や連絡先、カレンダーなどをiCloudに保存し、他のAppleデバイスとシームレスに同期できます。
しかしAndroidではiCloudとの連携が制限されてしまうので、実質的にはGoogleフォトやGoogleドライブなどのGoogleサービスを活用する必要が出てきます。
\\iCloudとGoogleサービスの連携比較表//
機能 | iCloud | Googleサービス |
---|---|---|
写真・動画の保存 | iCloud写真 | Googleフォト |
ファイルの保存 | iCloud Drive | Googleドライブ |
連絡先の保存 | iCloud連絡先 | Google連絡先 |
カレンダーの保存 | iCloudカレンダー | Googleカレンダー |
メモの保存 | iCloudメモ | Google Keep |
今までiCloudをメインに使用していたので、操作性や使い方の違いなどが変わるのは嫌だな!と思っていましたが、使用してみると特に不満点はありませんでした。
iCloudとほぼ同等の機能をGoogleのサービスを利用して実現できますし、同期ののスピードも速いです。
もちろんiCloudの方がMacやiPadでのコピペの共有やカメラとして使うなどより便利に使うことができるのは事実です。
しかし全体的にはGoogleのサービスを利用しても十分に使えるかな?という点では、不満点はさほど大きくありませんでした。
下記の記事では、iCloudのストレージ容量は購入した方が良いのか?僕がアップグレードしていた理由を解説しています。
関連記事icloudの容量を購入すべきか?【僕はストレージを購入した方がいいと思う】
スマートウォッチ【Apple Watchは使えなくなる】
一方で、iPhoneからAndroidに乗り換えるデメリットとしてApple Watchが使えなくなるがあります。
Apple WatchはiPhoneとの連携を前提に設計されており、Androidスマホとは連携できません。
そのためスマートウォッチを利用したい場合は、Androidで利用可能なWaer OSを搭載したモデルなどを利用する必要があります。
Wear OSを搭載したスマートウォッチであれば、Androidスマホと連携し、通知の確認やメッセージの返信、健康管理などの機能を利用できます。
\\Apple WatchとWear OSスマートウォッチの比較表//
機能 | Apple Watch | Wear OSスマートウォッチ |
---|---|---|
対応OS | iOS | Android |
デザイン | 角型 | 丸型と角型 |
機能 | 健康管理、通知、通話、Suicaなど | 健康管理、通知、通話、Google Payなど |
バッテリー | 18時間程度 | 1日~2日程度 |
価格 | 4万円~ | 2万円~ |
ただしスマートウォッチとしての完成度はApple Watchは非常に高いものがあり、非常に使い勝手が良いです。
その点も考えた上で、Androidに乗り換えると、スマートウォッチなども変える必要がある点にはしっかり考えた方が良いでしょう。
下記の記事では、アップルウォッチを買うべきか迷っている人に向けて、知っておきたい注意点を解説しています。
関連記事アップルウォッチはいらない?後悔する?【買うべきか迷う人に知っておきたい注意点を徹底解説】
AirDropが使えない【Nearby Shareを使えば何とかなる】
またiPhoneでは定番のAirDropが使えない点は思った以上に不便でした。
AirDropを利用するとiPhoneやiPad、MacなどのApple社の製品デバイス間で、ファイルや写真、動画などのデータを簡単に共有できます。
今までiPhoneでは自然に利用していた機能なので、それが使えなくなる点は地味に後悔したポイントでした。
もちろんAndroid 6.0以降を搭載したデバイスであれば、Googleが開発した「Nearby Share」という機能で代用することができます。
Nearby Shareは写真や動画、ファイルなどを簡単に共有できる機能です。
使い勝手は悪くなくAirDropを代用できる印象はありますが、AirDropの方が使いやすかったかな?とも思います。
アプリの豊富さ【Androidのアプリは安全性に注意が必要】
次にiPhoneとAndroidのアプリの違いについて解説していきます。
Androidはアプリが豊富ですが、iPhone限定アプリの存在がAndroidを利用している上での悩みになる可能性があります。
例えば、Appleが提供するGarageBandやiMovieなどのクリエイティブ系アプリは、Androidでは利用できません。
そのため今まで愛用していたアプリが使えない!というデメリットは結構大きいです。
ただし、Androidでは多くの音楽制作アプリや動画編集アプリが提供されており、代用することは可能です。
例えば、音楽制作アプリの「FL Studio Mobile」や動画編集アプリの「KineMaster」などは、高い評価を得ています。
\\iPhone限定アプリとAndroid代替アプリの比較表//
iPhone限定アプリ | Android代替アプリ |
---|---|
GarageBand | FL Studio Mobile, BandLab |
iMovie | KineMaster, PowerDirector |
Clips | InShot, CapCut |
Keynote | Googleスライド, Microsoft PowerPoint |
Pages | Googleドキュメント, Microsoft Word |
Numbers | Googleスプレッドシート, Microsoft Excel |
他にもAndroidアプリのセキュリティなどの面で品質に課題が残ります。
Google Playストアには数多くのアプリがありますが、中にはセキュリティリスクが高いものや、動作が不安定なものも混在しています。
iOSアプリに比べて審査基準が緩いため、ユーザー自身がアプリの安全性を見極める必要があります。
ただし、Google Playストアの審査基準は年々厳しくなっており、セキュリティリスクが高いアプリや動作が不安定なアプリは減少傾向にあります。
Android端末ごとに設定方法が違う点に戸惑う
まずAndroidの設定についてのデメリットから解説します。
Androidはメーカーごとに、設定画面や設定方法が若干違います。
そのため、新しいAndroidに機種変更をしたあとに戸惑うことが多い印象があります。
原因は、スマホを製造している会社独自のの機能が追加されている場合や、Androidのバージョンの違うからです。
元々Androidは細かく設定できるのですが、加えて設定の方法が変わると戸惑ってしまう部分があります。
この点はiPhoneよりもAndroidの方が劣っているなと感じる部分です。
情報量【端末によって情報量が少ない機種がありトラブル時に困る】
次にトラブル時のデメリットを解説します。
Androidは機種によってネットで情報を探してもなかなか見つからない場合があります。
Androidは端末によって設定方法が変わるので、そんな時に情報量が少ないと苦労が増えてしまいます。
そのため個性的な端末ほど、トラブル時に苦労する可能性が高いです。
iPhoneの方が人気が高く情報量が多いので、その点では安心感が高いです。
細かい設定が出来る点がメリットなのに、探す苦労が必要になる点はデメリットと言えます。
端末の寿命【iPhoneよりAndroidの方が使える期間が短い】
次に耐久性の部分のデメリットを解説します。
正直、iPhoneの方がAndroidよりも長く使うことが出来ます。
iPhone | Android |
---|---|
平均寿命は4年程度 OSのアップデートに対応している間は使える | 平均寿命は2年ほど アプリが落ちるなどの問題が出るまでが早い印象 |
と言うのも、iPhoneはOSアップデートの対象となる期間が長く、発売後、6年から7年ほど使うことが可能です。
また古い機種でもアプリが落ちるなど不具合が起こるまでの期間が長い特徴があります。
その反面、AndroidはいつまでOSアップデートの対象になるか?不明確な機種が多く、2〜3年ほどが利用期間になります。
このようにAndroidはiPhoneに比べて、利用できる期間が短い点がデメリットです。
iPhoneよりAndroidがよかった点は?【Galaxyやpixelのメリット】
一方でAndroidには、良い面も数多くあります。
iPhoneからAndroidに乗り換えることで、操作性や機能面の違いに戸惑うこともありますが、Androidならではのメリットも数多く存在します。
Androidの自由度の高さや多機能性など、乗り換えて気づいたメリットは下記の通りです。
- 機種の選択肢⇒選べる機種の種類が豊富
- カスタマイズ性⇒自由にウィジェットやホーム画面を設定できる
- 機能の多様性⇒iPhoneには無い機能も多くある
- 使い勝手⇒非常に便利な戻るボタンがある
順番に解説します。
下記の記事では、iPhoneはデメリットしかない?Androidから乗り換えて後悔したポイントを紹介しています。
関連記事iPhoneは不便すぎてデメリットしかない!?【何がいいのか?イマイチ良さがわからない人にメリットを解説】
機種の選択肢【選べる機種の種類が豊富】
Androidの最大の魅力は、圧倒的な機種の選択肢です。
Samsung、Google、Sony、Xiaomiなど、様々なメーカーがAndroidスマートフォンを製造しており、価格帯やスペック、デザインも多岐にわたります。
最近はGoogle PixelのCMを目にする機会も多く、自分の予算や好みに合わせて、最適な一台を選ぶことができます。
例えば、カメラ性能を重視するなら、Google PixelやSony Xperia、コスパを重視するならXiaomi Redmi NoteシリーズやOPPO Renoシリーズ、デザイン性を重視するならGalaxy Sシリーズなど、選択肢は無限大です。
iPhoneのように、限られたモデルの中からしか選べないという制約はありません。
\\Android端末の例//
メーカー | 特徴 | おすすめポイント |
---|---|---|
Samsung | 高性能、デザイン性◎ | Galaxy Sシリーズ |
カメラ性能◎、シンプル | Pixelシリーズ | |
Sony | カメラ性能◎、エンタメ | Xperiaシリーズ |
Xiaomi | コスパ◎、多機能 | Redmi Noteシリーズ |
OPPO | カメラ性能◎、デザイン性◎ | Renoシリーズ |
このように機能だけでなく、価格面でも非常に選択肢が多いのはAndroidの大きな魅力です。
カスタマイズ性【自由にウィジェットやホーム画面を設定できる】
また設定の自由度が高い点もAndroidのメリットです
Androidは、設定できる項目がiPhoneより多く、カスタマイズの種類が豊富です。
ホーム画面のアイコン配置や壁紙はもちろん、ウィジェットやテーマ、フォントなども自由にカスタマイズできます。
特にウィジェットは、天気予報やカレンダー、歩数計などをホーム画面に自由に貼り付けることが出来るので、使い勝手が良いです。
自分だけのオリジナルのホーム画面を作り上げることができるため、飽きずに長く使い続けることができます。
また、Androidではランチャーアプリと呼ばれるホーム画面のUIを変更できるアプリも豊富に提供されています。
ランチャーアプリを使えば、iOS風のシンプルなホーム画面や、ゲーム風の個性的なホーム画面など、様々なスタイルのホーム画面を楽しむことができます。
自分の使い方に合わせてカスタマイズしたい場合は、Androidの方が優れているな!と言う印象があります。
機能の多様性【iPhoneには無い機能も多くある】
Androidには、iPhoneにはない多様な機能が搭載されています。
例えば、分割画面表示機能を使えば、2つのアプリを同時に表示して作業効率をアップさせることができます。
\\Androidの機能//
機能 | 説明 |
---|---|
分割画面表示 | 2つのアプリを同時に表示 |
ファイル管理 | PCのようにファイルを管理 |
Googleサービスとの連携 | Gmail、Googleカレンダー、Googleマップなどをシームレスに利用 |
防水・防塵機能 | 水や塵からスマホを保護 |
また、ファイル管理機能も充実しており、PCのようにファイルを自由に管理できます。
Googleサービスとの連携もAndroidの強みで、GmailやGoogleカレンダー、GoogleマップなどのGoogleサービスは、Androidスマホとの相性が抜群です。
Googleアカウントでログインすれば、これらのサービスをシームレスに利用できます。
iPhoneでもGoogleのアカウントを利用している方は多いと思うので、その点では使い勝手が良く感じます。
使い勝手【非常に便利な戻るボタンがある】
最後に、Androidの一番のメリットを解説します。
Androidが一番便利だと感じるのが、戻るボタンがある点です。
Android独特の機能として、前の画面に戻ることができる戻るボタンが非常に便利です。
iPhoneはアプリによって戻るボタンの場所が変わるので、ちょっとイラッとするときがあります。
しかしAndroidは戻るボタンの位置がはっきりしているので、非常に快適に使えます。
この戻るボタンは、Android特有の便利な機能で、利用するとすごく便利だな!と感じます。
Androidに乗り換えで後悔しないための対策
iPhoneからAndroidへの乗り換えは、事前の準備が大切です。
機種変更前にしっかりと情報収集し、対策を講じることで、Androidへの移行をスムーズに進め、後悔を最小限に抑えることができます。
- 機種変更前の確認⇒店頭やレンタルで実際に触ってみる
- 購入先を選ぶ⇒新品だけでなく中古も候補に入れると選択肢が増える
- データ移行⇒事前にどうやって移行するのか?確認しよう
- アプリ⇒絶対に使いたいアプリは事前に確認しよう
- 周辺機器⇒必要なアクセサリーを把握しよう
- その他⇒スマホ保険なども確認すると安心
順番に解説します。
機種変更前に【店頭やレンタルで実際に触ってみよう】
まず最初に機種変更前にすべきことを紹介します。
Androidスマホを実際に触ってみることが、後悔しないための第一歩です。
と言うのも今までiPhoneを利用していて、初めてAndroidに乗り換える場合は、その使い方や機能などをしっかり確認する方が良いでしょう。
例えば家電量販店や携帯ショップでAndroidスマホをレンタルしたり、店頭で実際に触って操作性を確認しましょう。
iOSとAndroidのUIの違いや、アプリの操作感などを体験することで、Androidへの移行後のイメージを掴むことができます。
また、YouTubeなどの動画サイトでレビュー動画を視聴するのもおすすめで、様々な機種のレビュー動画を見ることで、自分に合った機種を見つけることができます。
下記の記事では、スマホを個人が短期で借りるならどこがいいのか?具体的に解説しています。
関連記事スマホをレンタルするならどこがいい?【個人が短期で本体のみを借りるならゲオがおすすめ】
購入先を選ぶ【新品だけでなく中古も候補に入れると選択肢が増える】
スマホは、購入先によって価格やサービスが大きく異なります。
キャリアショップ、家電量販店、オンラインショップなど、様々な選択肢がありますが、新品だけでなく中古も候補に入れると選択肢が増えます。
\\購入先別のメリット・デメリット//
購入先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
キャリアショップ | 丁寧な説明を受けられる、各種手続きを代行してもらえる | 価格が高い、選択肢が少ない |
家電量販店 | 実機を触って比較できる、ポイント還元などの特典がある | 価格がやや高い、店員の知識レベルに差がある |
オンラインショップ | 価格が安い、品揃えが豊富 | 実機を触れない、サポートが受けにくい |
中古スマホ販売店 | 価格が安い | 品質にばらつきがある、保証がない場合がある |
と言うのも新品のスマホは高価なイメージがありますが、中古スマホも視野に入れることで、よりリーズナブルに機種変更することができます。
キャリアやメーカーが認定した「認定中古品」を選ぶと安心で、品質チェックやクリーニングがしっかりと行われており、保証も付いている場合があります。
それ以外にも中古スマホの販売サイトでは、機種ごとに品質をチェックしていて、ランク分けして選びやすいお店もあります。
Androidスマホの購入先は、新品だけでなく中古も視野に入れ、価格やサービスを比較検討して選びましょう。
自分に合った購入先を選ぶことで、よりお得に、安心してAndroidスマホを手に入れることができます。
自分に合った購入先を選ぶことが、後悔しないための重要なポイントです。
下記の記事では、中古スマホの購入に危険性はあるのか?注意点や疑問点をまとめて解説しています。
関連記事中古スマホに危険性はある?【ウイルスやハッキングで情報漏えいの可能性や不具合などの注意点をまとめて解説】
データ移行【事前にどうやって移行するのか?確認しよう】
またiPhoneからAndroidにデータ移行する方法も事前に確認しましょう。
iPhoneからAndroidへのデータ移行は、いくつかの方法があり、Googleアカウントを活用する方法や、専用アプリを利用する方法などがあります。
\\データの移行方法//
方法 | 説明 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
Googleアカウント | Googleアカウントにデータをバックアップし、Androidスマホに復元 | 無料、簡単 | 一部のデータしか移行できない場合がある |
専用アプリ | データ移行専用のアプリを利用 | 多くのデータを移行できる | 有料の場合がある、操作が複雑な場合がある |
一番手軽なのはGoogleのアカウントを利用する方法で、ケーブルやワイヤレスなど複数の方法から選ぶことが可能です。
データ移行の手順は機種やOSのバージョンによって異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
アプリ【絶対に使いたいアプリは事前に確認しよう】
またアプリの確認も重要です。
iPhoneで愛用していたアプリがAndroidに対応していない場合は、代替アプリを探しましょう。
Google Playストアには数多くのアプリが提供されており、ほとんどのiPhoneアプリには、Androidで使える代替アプリが存在します。
\\代替アプリの具体例//
iPhoneアプリ | Android代替アプリ |
---|---|
Apple Music | Spotify, YouTube Music |
iCloud Drive | Google Drive, Dropbox |
GarageBand | FL Studio Mobile, BandLab |
iMovie | KineMaster, PowerDirector |
また、iPhone限定アプリの利用頻度が高い場合は、Androidでも利用できるサービスへの移行を検討しましょう。
例えば、Apple Musicの代わりにSpotifyやYouTube Musicを利用したり、iCloud Driveの代わりにGoogleドライブを利用したりすることで、iPhone限定アプリへの依存度を減らすことができます。
このようにアプリも事前にチェックすることが大切です。
周辺機器【必要なアクセサリーを把握しよう】
AirPodsやApple WatchなどのApple製品を愛用している場合は、Android対応のスマートウォッチやイヤホンなどを検討しましょう。
先ほど解説した通り、アップルウォッチはiPhoneが無いと利用できないなど、仕組み上使えないことがあります。
例えばWear OS by Googleを搭載したスマートウォッチであれば、Androidスマホと連携し、通知の確認やメッセージの返信、健康管理などの機能を利用できます。
また、Androidスマホに対応したブルートゥースのイヤホンも数多く販売されています。
音質や機能性に優れたイヤホンを選ぶことで、音楽や動画をより快適に楽しむことができます。
下記の記事では、iPhoneと相性が良いけどAndroidでも使えるワイヤレスイヤホンを紹介しています。
関連記事【2024年最新】iPhoneと相性の良いワイヤレスイヤホンはどれ?【安い!高音質など用途別のおすすめを徹底解説】
その他【スマホ保険なども確認すると安心】
最後にAndroidスマホで加入できるスマホ保険も確認すると良いでしょう。
iPhoneの場合はアップルケアという専用の保険がありますが、Androidは他社の保険を利用することになります。
そのためスマホ本体が高額な場合は、スマホ保険への加入も検討しましょう。
AndroidスマホはiPhoneと同じように落下や水没などのトラブルで故障するリスクもあります。
スマホ保険に加入しておけば、万が一の故障時にも安心して修理を受けることができます。
まとめ
iPhoneからAndroidで後悔したことをまとめてました。
僕自身はiPhoneからAndroidに乗り換えて、下記のようなデメリットを感じました。
- 操作性の違い【Android端末ごとに設定方法が違う点に戸惑う】
- クラウドサービス【iCloudとGoogleサービスの違いは少なめ】
- スマートウォッチ【Apple Watchは使えなくなる】
- AirDropが使えない【Nearby Shareを使えば何とかなる】
- アプリの豊富さ【Androidのアプリは安全性に注意が必要】
- 情報量【端末によって情報量が少ない機種がありトラブル時に困る】
- 端末の寿命【iPhoneよりAndroidの方が使える期間が短い】
このようにAndroidに乗り換えると、設定がiPhoneほど優しくなく、困った時に情報量が少ないというデメリットがあります。
その反面、Androidに乗り換えると、下記のようなメリットを感じます。
- 機種の選択肢⇒選べる機種の種類が豊富
- カスタマイズ性⇒自由にウィジェットやホーム画面を設定できる
- 機能の多様性⇒iPhoneには無い機能も多くある
- 使い勝手⇒非常に便利な戻るボタンがある
もちろんiPhoneもAndroidを出来ることに大差はありません。
自分が使ってみたいな!と思うスマホを選ぶと、良いと思いますよ!
是非参考にしてみてくださいね!