この記事はQNAP製NASの評判はどうなのか?特徴や買うべきおすすめのモデルと注意点をまとめた記事です。
QNAPのNASが欲しいなって思っているんだけど、どの機種がおすすめかな?評判・口コミも知りたいな!
という疑問に答えます。
QNAPのNASを活用して、様々な動画やファイルを細かく整理したり、自宅のPCからだけでなくタブレットやガイア出先でも活用できるようになりたいと思いませんか?
しかし台湾NAS製造の老舗メーカーであるQNAPのNASと言っても、機能や価格など様々な選択肢があります。
そこでこの記事では、初心者向けやコスパ重視の方、機能性重視の方などのカテゴリーに分けて解説しますが、その中でも僕が最も推すのが2ベイモデルの「TS-233」です。
「TS-233」はQNAPのNASの中で、一番性能と価格のバランスが取れていて、2つのHDDが搭載できるスタンダードモデルとして非常に使い勝手が良いです。
今回紹介するQNAPのNASはどれも魅力的ですが、機能や価格などご自身に合ったNASを選べば間違いなく満足できるはずです。
QNAP製のNASに興味がある人は、是非参考にしてみて下さい。
【QNAP】NASの評判はどう?【ハードウェア重視が特徴的です】
まずQNAP製NASの評判や特徴について解説していきます。
QNAPのハードウェア重視のNASが多い点が印象的です。
具体的には、より専門的な機能や拡張性に優れているなど、よりスペック重視の方におすすめできます。
そのためNASを使いこなしたい人に高評判で、Synologyと比較すると、マニアックな部分が感じられるかもしれません。
僕自身がQNAP製のNASに感じる3つの特徴は、下記の③つです。
- ハードウェア重視のNASが多い
- 新しい機能の搭載が早い
- 専門知識が必要で中・上級者向け
順番に解説します。
下記の記事では、QNAPと比較されることが多いSynologyのNASのおすすめを比較しています。
関連記事【2024年版】SynologyでおすすめのNASはどれ?【デザインや機能で比較しつつ注意点もまとめて解説】
ハードウェア重視のNASが多い
QNAPとSynologyのNASを比べると、Synology製のNASの方が一般家庭向けに強い傾向があります。
マルチメディア機能やセキュリティ関係はSynologyの方が優れている印象です。
その反面、QNAPの方が10Gbps接続やM.2 NVMe SSD対応などの機能面で優れています。
そのためNASに対してスペックを求める人はQNAPを選ぶと良いでしょう。
より早いスピードを求めるならQNAPの方が適しています。
新しい機能の搭載が早い
QNAPのNASは、新しい機能の搭載が早い印象があります。
SSD搭載やPCI Express拡張スロットなど、スピードアップに役立つ機能の搭載が早いです。
そのような最先端モデルのNASが利用したい場合はQNAPがおすすめです。
もちろん、一般向けのスタンダードなモデルなら基本的にCPUやメモリなどの違いだけで、使える機能に大きな違いはありません。
どのNASを選んでも同じように機能を使える点が魅力です。
専門知識が必要で中・上級者向け
一方で、NASの知識が無いと設定や使いこなすのに苦労します。
バッファローやIODATAよりも機能は充実していますが、手軽さでは一歩劣ります。
バッファローやIODATAのNASなら、データ保管用としての利用がメインになりますが、QNAPのNASはサーバー機能や仮想化環境を作れるなど、様々な機能があります。
その点で初心者の方より、中・上級者向けのNASと言えます。
【QNAP】NASの買うべきおすすめはどれ?【安いモデルからハイスペックモデルまで】
次にQNAP製NASのおすすめを4つ紹介します。
用途別に下記のNASがおすすめです。
\\QNAPのおすすめNAS//
順番に解説します。
【TS-133】とにかくコスパ重視!コンパクトな1ベイモデル
まず紹介するのが「TS-133」です。
コンパクトな1ベイモデルで、価格重視の方におすすめです。
- 特徴⇒HDDが1台搭載できるエントリーモデル
- 機能⇒エントリーモデルだが充実
- 不満点・デメリット⇒RAID機能は利用できない
- おすすめの人⇒NAS初心者や使ってみたい人
ARMベースのクアッドコア1.8GHzプロセッサーとメモリを2GB搭載しているので、性能面では十分な機能を有しています。
また1ベイのモデルだとRAIDを組むことは出来ませんが、気軽に利用するエントリーモデルのNASとしては、安価でおすすめです。
簡単セットアップマニュアルを見ながら、難なく設定できる点も魅力です。
【TS-233】迷ったらコレ!スタンダードな2ベイモデル
迷ったら買うべきQNAPのNASは「TS-233」です。
メモリを2GB搭載していて、2つHDDを搭載できるスタンダードモデルです。
- 特徴⇒HDDが2台搭載できるスタンダードモデル
- 機能⇒HDDの交換が手軽でRAIDも構築可能
- 不満点・デメリット⇒上位モデルと比較してアクセス速度が遅め
- おすすめの人⇒NASを使いこなしたい人
QNAPのNASとしてスタンダードなモデルなので、セットアップも簡単ですし管理画面も見やすい点が特徴です。
また同じQNAPのNASからの移行の場合、HDDを交換するとアプリとバックアップ設定以外は引き継がれる点も手軽です。
QNAPのNASが欲しいけど、と考えている人にまず紹介したい!万能なNASを探している人に最適です。
【TS-262】機能重視の方向け!高性能な2ベイモデル
高性能なNASが欲しい方におすすめなのか「TS-262」です。
Intel Celeronデュアルコアプロセッサを搭載していて大容量4GBメモリを標準搭載している高性能モデルです。
- 特徴⇒Intel Celeronデュアルコアプロセッサで4GBメモリを標準搭載
- 機能⇒2つのM.2 2280 SSDスロットやHDMIポートを搭載
- 不満点・デメリット⇒マルチメディア機能を利用しないならオーバースペック
- おすすめの人⇒画像や動画の利用が多い人
マルチメディア機能を強化していてHDMLポートを搭載していますし、2つのM.2 2280 SSDスロットを搭載しているので、より高速な読み書きが可能になります。
また2.5GbE RJ45 LANポートを搭載しているなど、別売りのネットワークカードやインターフェースカードを増設する事でNASの機能を拡張できる点が大きな魅力です。
高性能で、特にマルチメディア機能が優れたNASが欲しい人におすすめです。
QNAPのNASを購入する前に知っておきたい注意点【Q&A】
最後にQNAPのNASを購入する前に知っておきたい注意点を解説していきます。
簡潔にQ&A形式で紹介します。
QNAPはどこの国のメーカー?
QNAPは台湾のメーカーです。
正式名称はQuality Network Appliance Provider)Systems, Inc.といい、2004年に台湾台北に設立されたネットワークストレージ専業メーカーとして有名です。
QNAPのNASに搭載するHDDの選び方は?
HDDにはPC用やNAS専用モデルなど様々な種類がありますが、おすすめはNAS専用のHDDです。
NAS専用のHDDは、PC用のHDDに比べて耐久時間が長く、24時間動かしても壊れない強さを兼ね備えている点が特徴です。
QNAPのランサムウェア対策はどうなってるの?
2021年にQNAP NASに対し、Qlockerランサムウェアが敵対的な動きを見せてデータ損失が発生する事態になったと公式に発表しています。
その後QNAPが提供しているmyQNAPcloud Link機能を有効にするなど、QNAPガイ推奨するセキュリティ対策を行うことが重要です。
下記の記事では、NAS用HDDのおすすめはどれなのか?Western DigitalやSeagateのHDDを比較しながら解説しています。
関連記事WB red plusの違いとは?【ironwolfとどっちがいい?おすすめのNAS用HDDを比較する】
まとめ
QNAP製NASの評判や特徴、買うべきおすすめモデルと注意点を紹介しました。
QNAPのハードウェア重視のNASが多い点が印象的です。
- 新しい機能の搭載が早い
- 専門知識が必要で中・上級者向け
- Synologyより最新技術の搭載が得意
具体的には、より専門的な機能や拡張性に優れているなど、よりスペック重視の方におすすめできます。
そのためNASを使いこなしたい人に高評判で、Synologyと比較すると、マニアックな部分が感じられるかもしれませんが、機能面では非常に優れています。
そんなQNAP製NASのおすすめは下記の通りです。
\\QNAPのおすすめNAS//
QNAP製のNASは、高性能な機能と管理画面の使いやすさが魅力です。
NASを多く製造しているメーカーなので専門知識が必要ですが、使いこなして楽しいと思える機能が多いです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!