この記事は、家庭用におすすめのSynologyのNASはどれなのか?紹介している記事です。
Synology製のNASが欲しいなって思っているんだけど、どの機種がおすすめなのかな?選び方とか注意点も知りたいな!
と言う疑問に答えます。
SynologyのNASは、人気も性能も高くネット上に情報が多いので困ったときでも答えを見つけやすい点が特徴でよね!
しかしSynologyのNASは専門的なイメージもあり、どれを選べばいいのか難しいのも事実です。
そこでこの記事では、家庭用で買うべきSynologyのNASはどれなのか?選び方のポイントや注意点を解説していきます。
SynologyのNASに興味がある人、必見です。
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- 実際に使って感じた魅力や、便利な使い方などを詳しくレポートしています。
家庭用におすすめの「Synology NAS」はどれ?【コスパ・人気・高性能】
それでは順番にSynology製NASの買うべきおすすめを紹介します。
用途別に下記の④つの機種がおすすめです。
- 初心者向けでコスパ重視の方にも⇒『DiskStation DS124』
- 人気No.1のスタンダードモデル⇒『DiskStation DS223j』
- 高機能⇒『DiskStation DS224+』
順番に解説します。
下記の記事では、僕自身がNASを使って感じた快適に使える理由やできることを紹介しています。
関連記事【NASって便利すぎ!】快適に使える理由や出来ることとは?【メリット&デメリットも徹底解説】
DiskStation DS124【初心者向けでコスパ重視にもおすすめ】
まず最初に紹介するのが『DiskStation DS124』です。
HDDが1台搭載できるモデルで、2台以上のHDDを搭載したRAID 0やRAID 1などが不要な人におすすめです。
- 特徴⇒HDDが1台搭載できるエントリーモデル
- 機能⇒エントリーモデルだが上位機種と比べて削られた機能はなし
- 不満点・デメリット⇒RAID機能は利用できない
- おすすめの人⇒NAS初心者や使ってみたい人
実際、僕が最初に購入したNASもSynology製で1ベイのモデルでした。
HDDが1台のみなので、複数台にHDDを購入する必要もなく、本体価格も手頃な点は大きな魅力です。
しかもエントリーモデルという位置づけですが、特に削られた機能も無いので、家庭で利用する分には、1台のHDDでも十分とも言えます。
保存したいデータの量が、1台のHDDで済む程度の方やRAIDを組んで厳重にデータを保管したい人以外は、十分な性能かな?と思います。
HDDの台数が少ないので安く済みますし、家庭用のNASを探している人におすすめのモデルです。
DiskStation DS223j【人気No.1のスタンダードモデル】
『DiskStation DS223j』は、Amazonでも人気が高く、Synology製の中で一番売れているHDD別売りのNASキットで、2台のHDDを搭載できます。
NASキットを探している人は、必ず候補に上がるモデルとも言えます。
- 特徴⇒HDDが2台搭載できるスタンダードモデル
- 機能⇒RAID機能が利用できて、バックアップも安心
- 不満点・デメリット⇒上位モデルと比較してアクセス速度が遅め
- おすすめの人⇒NASを使いこなしたい人
旧モデルよりCPUの性能がアップしているので、より快適に利用できます。
Synology製NASキットの性能を十分に満喫したい人におすすめのモデルです。
2020年に新しく発売されたモデルですし、一番のおすすめNASキットと言えます。
DiskStation DS224+【とにかく高性能なNASが使いたい人におすすめ】
『DiskStation DS224+』は、高機能・高性能なハイスペックモデルのHDDが別売りのNASキットで、2台のHDDを搭載できます。
デュアルコアCPUや2GBのメモリのおかげで、かなりサクサク動きます。
- 特徴⇒HDDが2台搭載できるハイエンドモデル
- 機能⇒CPUやメモリを強化してアクセス速度が早い
- 不満点・デメリット⇒ライトユーザーにはオーバースペック
- おすすめの人⇒NASを使いこなしたい人
コンパクトで家庭用のNASほどのサイズですが、中身はビジネスやSOHOで利用できるほどハイスペックです。
Synology製のマニュアルは結構シンプルなので、ガイドブック付きのこのモデルがおすすめと言えます。
高性能なNASが欲しい人におすすめです。
失敗しない「NAS」の選び方や注意点【特徴や評判をまとめて解説】
SynologyでおすすめのNASを紹介しました。
しかしより自分にあったNASを選びたい人もいると思うので、選び方や注意点を解説していきます。
- モデル名の違い⇒機種名は4つに分類して判別可能
- シリーズの違い⇒6シリーズあり機能が異なる
順番に解説します。
下記の記事では、人気のNASであるSynologyとQNAPならどっちがいいのか?おすすめメーカーを比較しています。
関連記事【2024年版】SynologyとQNAPならどっちがいい?【NASのおすすめメーカーを徹底比較】
モデル名の違い【機種名は4つに分類して判別可能】
先ず最初にモデル名の違いから解説していきます。
SynologyのNASは機種名を4つに分類して判別することができます。
例えばSynologyで一番人気のNASであるDS220jすると、下記のようになります。
まずタイプはDiskStationの略字で、データセンター向けのRackStationはRSと表記されます。
また先頭の数字はベイ数を表しているので、どれだけHDDを搭載できるか?が判別可能です。
さらに西暦の下2桁がわかるので、いつ頃発売されたのか?も判断できます。
最後にシリーズは、Jやバリューシリーズ、プラスシリーズを表しています。
このようにSynologyのNASは、モデル名によって判断できるので、頭に入れておくと便利です。
シリーズの違い【6シリーズあり機能が異なる】
次にシリーズについて違いを解説していきます。
Synologyでは、現在6つのシリーズがあります。
シリーズ名 | モデル | ソフトウエア |
---|---|---|
Jシリーズ | スタンダードモデル | 基本DSMが使える |
Valueシリーズ | 高性能モデル | 純正パッケージの数が増える |
Plusシリーズ | より高性能で柔軟にカスタマイズ出来る | バックアップ機能が充実 |
一般家庭の場合は、Jシリーズ/Valueシリーズ/Plusシリーズのどれかを選ぶと良いでしょう。
基本的には、JシリーズよりValueシリーズ、PlusシリーズとCPUやメモリの性能、LANポートの数などが向上していくと考えて良いです。
特に、Plusシリーズはメモリの増設が可能であったり、M.2 SSDを搭載できるなどより高機能なモデルになっています。
またソフトウェアに関してもPlusシリーズはバックアップ機能が強化されていたり、使える純正パッケージの数が多いです。
このようにSynologyのモデルは、上位モデルほど機能面で充実している点が特徴です。
【Synology】NASのおすすめを比較する【DS220jやDS218play、DS120jの違い】
次にSynology製NASを比較していきます。
人気のds120jとds220j、ds218jplayの違いをまとめていきます。
\\性能比較表//
製品名 | ベイ数 | CPU | メモリ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DS124 | 1 | Realtek RTD1619B | 1GB | コンパクトなエントリーモデル |
DS223J | 2 | Realtek RTD1619B | 1GB | 人気のスタンダードモデル |
DS223 | 2 | Realtek RTD1619B | 2GB | DS223の性能強化モデル |
DS224+ | 2 | Intel Celeron J4125 | 2GB | マルチメディア機能強化モデル |
順番に解説します。
比較① DS124とDS223の違い【HDDを搭載できる数が違う】
まず最初にDS124とDS223の違いを解説します。
この2つの機種は単純に搭載できるHDDの数が違います。
製品名 | ベイの数 | CPU | メモリ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DS124 | 1 | Realtek RTD1619B | 1GB | コンパクトなエントリーモデル |
DS223 | 2 | Realtek RTD1619B | 2MB | 人気のスタンダードモデル |
DS223は2台のHDDを搭載できるので、RAIDと呼ばれるデータ保護や高速化の技術を利用できますが、DS124は利用できません。
そのため本格的にNASを構築したい人は、DS223の方が向いています。
一方で、ds120はNASを試してみたい方にはコスパの良いモデルと言って良いでしょう。
比較② DS223とDS223jの違い【メモリとマルチメディア機能が違う】
次にDS223とDS223jの違いを解説します。
この2つの機種は搭載しているメモリの数と、マルチメディア機能が違います。
製品名 | ベイ数 | CPU | メモリ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DS223J | 2 | Realtek RTD1619B | 1GB | 人気のスタンダードモデル |
DS223 | 2 | Realtek RTD1619B | 2GB | DS223の性能強化モデル |
DS223Jは1GBのメモリですが、DS223は2GBのメモリを搭載しているので、よりサクサク動きます。
2つのモデルのどちらも搭載しているCPUは同じでスペックも同じです。
メモリの量が違うので、データを保管する量やスピード感を重視する人はDS223を選んだ方が良いです。
しかし価格差が1万円以上あるので、基本的にはDS223Jを選んでも問題ないと思います。
下記の記事では、NAS用HDDとして人気があるWB Redやplusの違いやおすすめのHDDを紹介しています。
関連記事WB red plusの違いとは?【ironwolfとどっちがいい?おすすめのNAS用HDDを比較する】
比較② DS223とDS224+の違い【基本スペックが全く違う】
次にDS223とDS224+の違いを解説します。
この2つの機種は基本的に搭載しているスペックが異なります。
製品名 | ベイ数 | CPU | メモリ | 特徴 |
---|---|---|---|---|
DS223 | 2 | Realtek RTD1619B | 2GB | DS223の性能強化モデル |
DS224+ | 2 | Intel Celeron J4125 | 2GB | マルチメディア機能強化モデル |
まずDS224+はインテル製のCeleronという高性能のCPUを搭載しています。
DS223は2GBのメモリですが、DS224+は2GBのメモリを搭載しつつ、最大6GBまでメモリを増やすことが可能な仕様になっています。
搭載できるHDDは2台で同じですが、基本的なスペックは全く違うと考えて良いです。
そのため高性能なNASが欲しい方はDS224+を選ぶべきですが、1万円ほどの価格差があります。
そのためスペックの差と価格差を見比べて選ぶと良いと思います。
まとめ
SynologyのNASのおすすめを比較しました。
Synology製のNASを買うなら下記のから選ぶのがおすすめです。
- 初心者向けでコスパ重視の方にも⇒『DiskStation DS124』
- 人気No.1のスタンダードモデル⇒『DiskStation DS223j』
- 高機能⇒『DiskStation DS224+』
Synology製NASはAmazonでも人気が高く、管理画面やアプリの使い勝手も良いので、初心者の方でも安心して利用できるでしょう。
マニュアルがシンプルな点が気がかりですが、ネット上に情報量が多いので大抵の問題は解決できるハズです。
本格的にNASを構築したい人におすすめと言えます。
是非参考にしてみて下さいね!
\\性能比較表//