この記事では、MacBook Air 13インチで後悔する人が多発している理由について、実際に使って感じたことを踏まえて解説します。

「13インチのMacBook Airは欠点があって後悔する人が多い」という評判を耳にしたことはありませんか?
「買わない方がいい」「やめた方がいい」という声もあり、実際のところどうなのか気になる方も多いと思います。
MacBook Airは価格が比較的安いのに、日常的な仕事や勉強には十分な性能を持ち、多くの方が購入を検討している人気モデルです。

僕自身は、MacBookを使い始めてからずっと13インチモデルを利用していて、評判どおりだと感じる部分と、そうでない部分の両方があると実感しています。

そこでこの記事では、MacBook Air 13インチで「後悔する人多発の理由」と言われる本当の理由と、実際に使用して見つけた解決策について詳しく解説します。
13インチのMacBook Airの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

- 初めて使ったパソコンはPentium Ⅲ搭載のWindows PC
- MacBookはIntel製チップを搭載していた時代から利用中
- 現在はM2チップを搭載したMacBook Airを愛用中
- 関連アクセサリーも大好き!MacBookを便利に使えるガジェットや周辺機器を多数愛用中
- そのデザイン性と使いやすさ、美しさについて魅力を発信中
使って分かった「MacBook Air 13インチ」で後悔する人が多発の理由は?【やめた方がいい、買わない方がいいと言われる真相】

まずここだけ読めばわかる後悔する具体的な理由と体験談を紹介していきます。

僕自身が「MacBook Airの13インチ」を使って感じる後悔する人が多発の理由をまとめると、下記のようになります。
- スペック不足⇒MacBook Proと比較すると動画編集など性能が劣る
- 画面のサイズ⇒15インチモデルと比較すると一回り小さい
- バッテリーの持ち⇒普段使いでは問題ないものの、動画編集等での減りは早い
- 操作性⇒キーボードやトラックパッドの使い勝手に慣れが必要
- メンテナンス性⇒特にミッドナイトは指紋が目立つデザインで注意が必要
- 拡張性⇒Thunderbolt/USB 4ポートが片側に2つしかない
- 価格⇒快適なスペックを求めるとカスタマイズが必要でコストが増える
- Windowsとの比較⇒WordやExcelはインストールされておらず使えないアプリもある
順番に掘り下げて解説します。
スペック不足【MacBook Proと比較すると動画編集など性能が劣る】

まずMacBook Air13インチで後悔する原因はスペック不足です。

僕自身は、インテル製のMacBook ProからM2チップ搭載のMacBook Airと乗り換えて愛用しています。
純粋に価格も違うMacBook Proの方がスペックが優れているので、アプリの立ち上げやアプリ使用時の体感速度、MacBook Airの方がワンテンポ遅いと感じます。
他にもMacBook Proの方がバッテリー効率に優れていて、ファンを内蔵しているため重たい作業を続けてもスピードが落ちることはありません。

もちろんネットを閲覧したり、メールや資料作成等の作業であれば、MacBook Airでも動作の重さを感じることはありません。
ただしブラウザで多くのタブを開いたり、複数のアプリを立ち上げたりする使い方をするなら、違いを感じる部分は出てくる可能性があります。
そのため動画や写真の編集などをメインに考えている方は、MacBook Proの方が適しているでしょう。

僕自身の使い方では、MacBook ProからMacBook Airに乗り換えても後悔することはなかったですが、使い方によって後悔する可能性があります。
下記の記事では、買ってはいけな中古のMacBookはどれなのか?注意点も含めて解説しています。
関連記事買ってはいけない中古のMacBookはどれ?【避けるべきスペックや機能の注意点を徹底解説】

画面のサイズ【15インチモデルと比較すると一回り小さい】

MacBook Air13インチのディスプレイは、15インチのモデルと比較するとサイズが一回り小さいです。

この違いは大きく、僕自身が15インチから13インチのモデルに変更した時は、画面サイズの違いにかなり違和感を感じました。
慣れる前は、特に複数ウィンドウで作業する場合に狭く感じることがあり、目に力を入れてみていたため目の疲れが増加していました。
結果として、長時間の作業では効率が大きく低下してしまったことを実感しています。

僕自身の対策としては、iPad miniをサブディスプレイとして利用可能なSidecarという機能を利用して画面を広げることで解決しました。
しかしiPadを保有していない場合は、モバイルディスプレイなどの外部モニターを導入することを検討しても良いかもしれません。
このように画面サイズの問題は、特に以前から大きなディスプレイを使っていた方にとっては、MacBook Air 13インチを選ぶ際の重要な検討ポイントになるでしょう。
バッテリーの持ち【普段使いでは問題ないものの、動画編集等での減りは早い】

MacBook Air 13インチのバッテリーの持ちは、普段使いでは特に減りが早いと感じたことはありません。

仕事で一日中作業していても、バッテリーの減りを気にすることなく使えるため、毎日充電しなくても問題ない点は大きな魅力です。
ただし動画編集などの処理負荷が高い作業をすると、バッテリーの消費は早くなるので、僕自身は安心して使うために毎朝充電するようにしています。
バッテリーに関して気にしているのは、実質この充電する作業だけで、日中のバッテリー残量を気にすることはほとんどありません。

もちろん、長時間の外出先での作業や、処理負荷の高い作業が多い方は、モバイルバッテリーを用意したり、省電力設定を活用すると良いでしょう。
例えばMacBook Airの場合、「システム設定」から電力使用量を減らしてバッテリーの駆動時間が延ばせる「低電圧モード」を簡単に設定できます。
このようにコンパクトなサイズながら、MacBook Air 13インチはバッテリー持続時間においても優れた性能を発揮しており、バッテリー問題で後悔することは少ないでしょう。
操作性【キーボードやトラックパッドの使い勝手に慣れが必要】

MacBook Airの操作性は、Windowsから乗り換えた時などに慣れが必要だと感じます。

MacBook AirとWindowsのキーボードはキーの配列に少し違いがあり、それぞれ独自のキーが設定されています。
例えばWindowsにあるWindowsキーはMacBookではCommandキーが該当しますし、MacBook独自のOptionキーなども慣れるまでは、使い方が分からないかもしれません。
他にもMacBook Airにはトラックパッドと呼ばれるマウスの代わりに指で操作するスペースがあります。

このトラックパッドは多指のジェスチャー操作に対応しており、慣れてしまえば画面のスクロールやアプリの切り替え、ズームなどマウスよりも複雑な操作が直感的に行えて非常に便利です。
ただし、慣れるまでは別売りのMagic Mouseを使いたいと感じる方もいるでしょう。
このように操作性については慣れれば非常に快適になりますが、Windowsから乗り換える場合は最初の数週間は違和感を感じる可能性があることを理解しておくと良いでしょう。
メンテナンス性【ミッドナイトは指紋が目立つデザインで注意が必要】

MacBook Airはデザイン性が高い分、指紋汚れなどのメンテナンス面でやや注意が必要です。

特にM2チップのMacBook Airから新たに登場したミッドナイトカラーは、美しい深みのある色合いが魅力的ですが、指紋の汚れが非常に目立ちやすい特徴があります。
実際、僕自身が利用しているM2チップを搭載したMacBook Airは、気を抜くと指紋汚れがはっきりと付いてしまいます。

もちろんミッドナイトはスペースグレイよりも色合いが美しく、所有欲を満たしてくれる存在感があります。

シルバーやスターライトなど他のカラーと比べても高級感があります。
ただし、他のカラーも程度の差こそあれ、よく見ると指紋の跡が気になることがあります。
指紋防止のためにマイクロファイバークロスでの定期的な拭き掃除や、保護フィルムの利用を検討するとよいでしょう。

ただし、他のカラーも程度の差こそあれ、よく見ると指紋の跡が気になることがあります。
指紋防止のためにマイクロファイバークロスでの定期的な拭き掃除や、保護フィルムの利用を検討するとよいでしょう。
このように13インチのMacBook Airは、特にミッドナイトカラーを選んだ場合、汚れや指紋の付きやすさで後悔する可能性があることを理解しておくことが大切です。
下記の記事では、M2 MacBook Air ミッドナイトの指紋対策におすすめのハードケースはどれなのか?NIMASOのクリアケースをレビューしています。
関連記事【MacBook Air M2】ミッドナイトの指紋汚れは目立つ?対策はどうすればいい?【おすすめケースを徹底解説】

拡張性【Thunderbolt/USB 4ポートが片側に2つしかない】

次にMacBook Air 13インチで拡張性が低い点は後悔するポイントになる可能性があります。

MacBook Proは本体の両サイドに合計4つのポートが配列されていますが、MacBook Airは左側に2つのポートしか搭載していません。
そのため、外付けのストレージや外部ディスプレイ、マウスなど複数のデバイスを接続したい場合は、別途USBハブやドッキングステーションなどを購入する必要があります。
しかも左側に寄せてUSBポートが搭載されているので、作業する場所や机のレイアウトによってはケーブルの取り回しで苦労する可能性もあります。

その点でMacBook Proは、左右にUSBポートが2つずつ搭載されており、接続の自由度が高いのが大きな違いです。
この拡張性の問題に対処するには、Bluetooth接続のデバイスを優先的に選ぶことや、高品質なマルチポートハブを用意することで解決できます。
外付けデバイスの接続が多い方やディスプレイなど複数の周辺機器を常時利用する方は、この点で後悔する可能性があることを考慮しておきましょう。
下記の記事では、MacBook AirやProと最初に一緒に買うべきおすすめのアクセサリーや周辺機器をまとめて紹介しています。
関連記事MacBook Air/Proと最初に一緒に買うもの【おすすめアクセサリー&周辺機器まとめ】

価格【快適なスペックを求めるならカスタマイズが必要】

13インチのMacBook Airは価格面が後悔するポイントになる可能性があります。

基本モデルは比較的手頃な価格ですが、快適なスペックを求めるとカスタマイズが必要になり、結果的に価格が大幅に上昇します。
例えばメモリ容量は、ブラウザやOfficeアプリなど複数のアプリを同時に開いただけで使用メモリが8GBを超えてしまいます。
例えば僕自身が使っているMacBook Airで、現在のメモリをチェックしてみたら、使用済みのメモリが12GBを超えていました。
\\メモリの使用量チェック//


そのため動作が遅くならないように16GBにカスタマイズすると、その分だけ価格が上がります。
他にも保存したいデータが多い場合は、基本の256GBから512GBや1TBへとストレージ容量を増やす必要があります。
より高性能なチップを選択する場合、さらに価格が高くなります。

このように快適な作業環境を実現するためにカスタマイズすると、基本モデルより10万円近く価格が上がることも珍しくありません。
基本的な使用であれば標準モデルでも十分で、カスタマイズの必要はないでしょう。
しかし、より高度な作業を行いたい場合は、カスタマイズ後の価格がMacBook Proに近づくことも考慮して、どちらを選ぶべきか慎重に検討する必要があるでしょう。
下記の記事では、MacBook Airのメモリ容量は8GBで足りるのか?16GBは必要な理由を解説しています。
関連記事MacBook Airのメモリは16GB必要か?8GBで足りる?【おすすめの選び方や注意点を徹底解説】

Windowsとの違い【WordやExcelはインストールされておらず使えないアプリもある】

特にWindowsからMacBook Airへの乗り換えを検討している人は、アプリやソフトウェアの違いに注意する必要があります。

というのもMacBook Airは、Windowsで定番のWordやExcelなどが初期状態では搭載されておらず、代わりにApple製のPages、Numbers、Keynoteなどが標準でインストールされています。
もちろんMicrosoft Office for Macを別途購入してインストールすることは可能ですが、WindowsのOfficeとは一部のショートカットや機能配置が異なるため、慣れが必要です。
\\基本ソフト//
Windows | Mac | |
---|---|---|
ワープロ | Word | Pages |
表計算 | Excel | Numbers |
プレゼン | PowerPoint | Keynote |
また、MacではWindowsの一部のソフトウェアが動作しない場合があり、特に業務用の専用ソフトや、Windows専用のゲームなどはMacでは利用できないことが多いです。

日本語入力システムもWindowsのIMEとMacのことえりでは操作感が大きく異なり、変換方法や記号の入力などに違いがあります。
このようにOS全体の操作方法やアプリの違いによって、特にWindowsを長年使ってきた方は最初の数週間は使いづらいと感じる可能性があります。
下記の記事では、WindowsとMacの違いを解説しつつ、WindowsよりもMacを勧めたい10の理由を解説しています。
関連記事WindowsよりもMacを勧めたい10の理由【なぜMacを使うのか?使いやすい?魅力や選ぶ理由まとめ】

後悔しないためのMacBook Air 13インチの選び方と対策
MacBook Air 13インチを購入後に後悔しないためには、事前の選び方と対策が重要です。

僕自身が実際に使って気になったポイントについて、後悔しないための対策を以下にまとめました。
- スペック対策: 用途に合わせたカスタマイズや上位モデル(MacBook Pro)の検討
- 画面対策: 外部モニターやiPadのSidecar機能の活用
- バッテリー対策: モバイルバッテリーの携帯や省電力設定の活用
- 操作性対策: ショートカットの学習とジェスチャー設定のカスタマイズ
- メンテナンス対策: 保護フィルムや適切なカラー選びでメンテナンスの手間を軽減
- 拡張性対策: 高品質なUSBハブの導入とBluetooth周辺機器の活用
- ソフトウェア対策: 代替アプリの活用とMicrosoft Office for Macの導入
- 選び方のポイント: 購入前に実機での操作確認と用途に合わせたカスタマイズ
順番に解説します。
スペック対策: 用途に合わせたカスタマイズや上位モデル(MacBook Pro)の検討
画面対策: 外部モニターやiPadのSidecar機能の活用
バッテリー対策: モバイルバッテリーの携帯や省電力設定の活用
操作性対策: ショートカットの学習とジェスチャー設定のカスタマイズ
メンテナンス対策: 保護フィルムや適切なカラー選びでメンテナンスの手間を軽減
拡張性対策: 高品質なUSBハブの導入とBluetooth周辺機器の活用
ソフトウェア対策: 代替アプリの活用とMicrosoft Office for Macの導入
選び方のポイント: 購入前に実機での操作確認と用途に合わせたカスタマイズ
MacBook Air 13インチを買うと得られるメリットとは?

MacBook Air 13インチで後悔する人が多発の理由を解説しました。

では13インチのMacBook Airは買わずに待つべきなのか?というと、そんなことはありません。
MacBook Airは動作もスムーズで、持ち運びが手軽など非常に多くのメリットがあります。
- MacBook Proと比較すると価格が安い
- M1やM2チップを搭載したMacBook Airは本当に動作が早い
- バッテリーの持ちが良いため長時間充電せずに使える
- 動画編集など高負荷がかかる作業をしなければ発熱も気にしなくて良い
- 約1.4kgほどの重量なので15インチのノートPCよりも圧倒的に持ち運びが手軽
- 本体の見た目やアクセサリーの種類が豊富でおしゃれ
- iPhoneやiPadなどのApple製品との共有が非常に便利

何よりMacBook AirはMacBook Proなどと比較すると価格が安く、コストの面では優れています。
モデルによっては搭載しているチップが同じなので、細かい部分を気にしなければMacBook Proと同程度の性能という点も魅力です。
他にも15インチのノートPCと比較すると、サイズがコンパクトで重量が軽い点も大きな強みです。

MacBook Airは完成度が高いPCなので、購入後に満足度が高い点も大きな魅力だと思います。
下記の記事では、M2 MacBook Airは待つべきなのか?2022年モデルを購入して分かった特徴を解説しています。
関連記事MacBook Air M3を待つべき?【MacBook Air M2(2022モデル)を買うべきか?徹底解説】

MacBook Air 13インチを買う前に知っておきたい注意点【Q&A】

最後にMacBook Air 13インチを買う前に知っておきたい注意点を解説していきます。

簡潔にQ&A形式で紹介します。
MacBook Air 13インチの性能は普段使いに十分ですか?動画編集などもできますか?
MacBook Air 13インチは、高性能なM1やM2、M3チップを搭載しており、ウェブブラウジング、文書作成、メールなどの普段使いには十分な性能を持っています。
軽い動画編集や写真編集も可能ですが、本格的な動画編集や高度な処理を必要とする作業には、より高性能なMacBook Proを検討した方が、スピーディーな作業が行えます。
保証やサポートはどうなっていますか?
新品のMacBook Air 13インチには、1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償テクニカルサポートが付いています。
AppleCare+ for Macに加入することで、保証期間を3年間に延長し、過失や事故による損傷に対する修理サービスを受けることも可能です。
ポート類はどんなものがありますか?周辺機器との接続はできますか?
MacBook Air 13インチは、USB-Cポートを2つ搭載しています。USB-AポートやHDMIポートは搭載していません。
そのため、これらのポートが必要な場合は、別途アダプターやハブを用意する必要があります。
下記の記事では、僕自身が実際に利用して感じたMacBook Airと最初に一緒に買うと便利なおすすめのアクセサリーや周辺機器を紹介しています。
関連記事MacBook Air/Proと最初に一緒に買うもの【おすすめアクセサリー&周辺機器まとめ】

まとめ
13インチのMacBook Airで後悔する人が多発の理由について解説しました。

13インチのMacBook Airは、下記の部分で後悔する可能性があります。
このようなポイントで後悔する可能性があるので、購入前にしっかりとチェックする必要があります。

ではこのような後悔する理由があるからMacBook Airは買わない方が良いのか?というと、そんなことはありません。
- MacBook Proと比較すると価格が安い
- M1やM2チップを搭載したMacBook Airは本当に動作が早い
- バッテリーの持ちが良いため長時間充電せずに使える
- 動画編集など高負荷がかかる作業をしなければ発熱も気にしなくて良い
- 約1.4kgほどの重量なので15インチのノートPCよりも圧倒的に持ち運びが手軽
- 本体の見た目やアクセサリーの種類が豊富でおしゃれ
- iPhoneやiPadなどのApple製品との共有が非常に便利

MacBook Airは価格の安いノートPCより圧倒的に使いやすく、所有している満足度が高い点が特徴です。
後悔する理由を見て悩むよりは、まず使ってみた方が良いと思いますよ!
ぜひ参考にしてみてください。