この記事はiPad miniとKindleで、読書するならどっちがおすすめなのか?電子書籍の読みやすさを比較している記事です。
電子書籍を読むなら、iPad miniとKindleのどちらを選ぶべきなんだろう?
と言う疑問に答えます。
iPad miniもKindleもどちらに優れた電子書籍リーダーとして人気を集めていますが、それぞれに特徴があり、一概にどちらを選べば完璧!とは言えません。
僕自身はiPad miniとKindle Paperwhiteのどちらも保有しているので、それぞれ強みや弱みがあると感じます。
そこでこの記事では、iPad miniとKindleで読書するならどっちがおすすめなのか?電子書籍の読みやすさ比較しつつ解説していきます。
iPad miniとKindleのどっちか?迷っている人は、是非参考にしてみてください。
電子書籍を読書するならiPad miniとKindleのどっちがいい?
まず結論から。
自分の使い方に合わせてiPad miniなのか?Kindleなのかを選ぶと良いでしょう。
具体的にはイメージしている使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
iPad miniがおすすめの人 | Kindleがおすすめの人 |
---|---|
電子書籍だけでなく、動画視聴やゲームも楽しみたい Apple Pencil を使ってメモや注釈を取りたい 雑誌や漫画をカラーで楽しみたい 多彩なアプリを活用したい 勉強にも使いたい | 目に優しく長時間の読書を楽しみたい 持ち運びやすさを重視する バッテリー持ちを重視する 電子書籍リーダーとしての機能に特化したい 比較的安価なデバイスが欲しい |
というのもiPad miniは他のiPadシリーズに比べてサイズが小さくて、手持ちで持ちやすい点がメリットです。
さらに読書以外にも活用できるので、使い勝手が良い点も魅力です。
一方で、Kindleは目に優しいので夜寝る前に利用しても、目の疲れが気にならない点はメリットだと思います。
他にもKindleは本を読む以外に出来ることが少ないので、気が散って読書に集中できない!ということもありません。
このようにKindleにはiPad miniに無い魅力があります。
僕自身はiPad miniを利用する機会が多いですが、夜の寝る前などはKindleを使うなど、使い分けると快適な読書が楽しめると感じます。
下記の記事では、iPad mini 6は待つべきなのか?2022年モデルを実際に使って分かった特徴をレビューしています。
関連記事新型iPad mini 7は待つべき?買うべき?【今買うならiPad mini 6とどっちがいいのか?徹底比較】
iPad miniを読書で利用するメリット&デメリットとは?
次に、iPad miniを読書で利用するメリット&デメリットを掘り下げていきます。
個人的に下記の3つのポイントがあります。
- メモを手書きで取りながら読書できる
- 読書以外にも様々な利用価値がある
- Kindleと比較すると価格が高い
順番に解説します。
メモを手書きで取りながら読書できる
iPad miniで読書をする最大のメリットはメモを取りながら読書できる点です。
iPad miniのSplit Viewという機能を利用すると、Kindleアプリとメモアプリを同時に表示できます。
こうすると、手書きでメモを取りながら読書が可能です。
Kindleアプリでは、手書きでメモを書くことが出来ないので、紙のノートなどにメモをする必要があります。
その点で、iPad miniを利用すると手書きでメモを書けるので、資料探しや実用本の場合は非常に役立ちます。
Apple Pencilはページ送りなども出来ます。
読書管理が出来るので、iPad mini+Apple Pencilの組み合わせは非常に便利です。
下記の記事では、iPad miniで使えるApple Pencilの使い勝手や使用感をレビューしています。
関連記事Apple Pencil 第2世代を評価レビュー【iPad miniでの使用感や使い方や対応機種の注意点を徹底解説】
読書以外にも様々な利用価値がある
次にiPad miniは読書以外にも利用価値が多い点がメリットです。
ネットや動画視聴だけでなく、iPad miniをMacのサブディスプレイとして利用することも可能です。
Kindleシリーズは、基本的に電子書籍専用の端末なので、他の使い方が出来ないので、汎用性という部分では、非常に使い勝手が良いでしょう。
さらに価格は少し上がりますが、WiFi+セルラーモデルを購入すると、出先でも自由にネットに接続できて便利です。
僕はeSIMを利用してますが、ネットで契約するだけですぐに利用可能ですし、月額500円ほどで運用してます。
より汎用性を求めるなら、WiFi+セルラーモデルがおすすめです。
下記の記事では、iPad miniのセルラーモデルを買って後悔するのか?実際に利用してわかったポイントや注意点をまとめています。
関連記事ipad miniのセルラーモデルで後悔する?【テザリングで十分?8割がWi-Fiモデルを購入する理由まとめ】
Kindleと比較すると価格が高い
反対にデメリットというと、Kindleと比較して価格が高い点です。
iPad miniは45,000円以上の価格ですし、Apple Pencilなども揃えると、さらにコストがかかります。
Kindle(無印)は1万円以下で購入できることを考えると、価格面では大きく劣ります。
しかし安く買う方法を上手に活用しつつ購入すると、おトクに買うことも出来ます。
安くはない価格ですが、便利さを考えるとiPad miniの利用がおすすめです。
下記の記事では、電子書籍を読むならスマホで十分なのか?Kindle端末はいらない?について詳しく解説しています。
関連記事Kindle端末はいらない?【電子書籍はスマホで十分なのか?メリットやデメリット、注意点を徹底解説】
Kindleを読書で利用するメリット&デメリットとは?
次に、Kindleシリーズを読書で利用するメリット&デメリットを掘り下げていきます。
個人的に下記の3つのポイントがあります。
- 電子ペーパーで目に優しく、バッテリーの持ちが良い
- iPad miniと比較すると価格が安い
- 動作がもっさりしている
順番に解説します。
電子ペーパーで目に優しく、バッテリーの持ちが良い
まずKindleのメリットとして、ディスプレイが電子ペーパーで目に優しい点があります。
質感が紙に似ているので、読書をしていても目が疲れにくいです。
iPad miniはディスプレイが非常にきれいな反面、見続けると目の疲れを感じる時があります。
また、電子ペーパーの特性としてバッテリーの持ちが良いのも魅力です。
Kindleシリーズは頻繁に充電しなくても使えるので、その点では非常に便利です。
iPad miniと比較すると価格が安い
またiPad miniと比較して価格が安い点が魅力です。
一番安いKindle(無印)なら1万円以下、スタンダードなKindle Paperwhiteでも1万円台で購入可能です。
iPad miniと比較すると、非常に安価に購入することが可能ですし、Kindleの場合は、セールなどで頻繁に安くなります。
思った以上に価格が値下がりするので、このタイミングで購入しましょう。
2020年開催のプライムデーでは、Kindle(無印)が5,980円、Kindle Paperwhiteが7,980円まで値下がりしました。
下記の記事では、Amazonで一番安いセールはいつなのか?次回の開催スケジュールもまとめて解説しています。
セール情報【2024年】Amazonで一番安いセールはいつ?【次回の開催予想や年間スケジュールを徹底解説】
動作がもっさりしている
Kindleのデメリットとしては、動作がもっさりしている点です。
iPad miniほど性能が高くないので、動作はゆっくりです。
ページ送りなど、ゆっくりに感じるときもあるので、その点には注意が必要です。
僕自身はKindle Paperwhiteを使っていて、フリーズしたりすることはなかったですが、少し遅い!って感じる時はありました。
価格が安い分だけ、性能が劣っている部分があるので、その点はデメリットに感じます。
iPad miniとKindleで電子書籍の読みやすさを比較してみる
次に、iPad miniとKindleの使い勝手について比較していきます。
iPad miniの第6世代ととKindleを比較していきます。
iPad mini (第6世代) | Kindle Paperwhite (第11世代) | |
---|---|---|
ディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ | 6.8インチ E Inkディスプレイ |
解像度 | 326ppi | 300ppi |
ディスプレイ輝度 | 500ニト | – |
バックライト | ○ | フロントライト |
カラー表示 | ○ | × |
防水 | × | IPX8 |
重量 | 293g | 205g |
バッテリー駆動時間 | 最大10時間 | 最大10週間 |
プロセッサ | A15 Bionicチップ | – |
ストレージ | 64GB / 256GB | 8GB / 16GB |
外部ストレージ | × | × |
Wi-Fi | ○ | ○ |
Bluetooth | ○ | ○ |
カメラ | 12MP広角カメラ / 12MP超広角フロントカメラ | – |
スピーカー | ステレオスピーカー | – |
マイク | ○ | – |
Apple Pencil | 第2世代に対応 | × |
価格 | 64GB 72,800円 256GB 90,800円 | 8GB 16,980円 16GB 18,980円 |
その他 | アプリケーションの豊富さ 多機能 | 読書に特化 目に優しい |
比較① サイズはiPad miniが一番大きい
まずサイズから比較していきます。
ディスプレイのサイズはiPad miniが一番大きいです。
大きい iPad mini > Kindle Oasis > Kindle(無印) = Kindle Paperwhite 小さい
画面のサイズが一番大きいのはiPad miniの7.9インチです。
Kindleシリーズの中ではKindle Oasisの7インチが大きいサイズ。
と言っても、KindleやKindle Paperwhiteでも6インチのディスプレイを備えているので、極端な違いは感じないでしょう。
読書を考えると、どのモデルを選んでも良いと思います。
ただ、Kindleはディスプレイの縁取りが大きいので、思った以上に画面が小さいと感じるかもしれません。
比較② 重さはKindle(無印)が一番軽い
次に重量について比較します。
デバイスの重さはKindle(無印)の約161gが一番軽いです。
軽い Kindle(無印) > Kindle Paperwhite > Kindle Oasis >iPad mini 重い
単純に重さだけだとKindle(無印)の161gが一番軽いです。
サイズの大きな書籍よりも軽くて、持った時にラクなのが魅力です。
この中ではiPad miniが一番重いですが、重たくて使いづらい!と感じたことは無いんですよね。
もちろんデバイスは軽いほうが手が疲れないですが、iPad miniでも使いにくいほどではありません。
とにかく軽い方がよい!という方以外は、どれを選んでも良いと思います。
比較③ 解像度はiPad miniが一番高画質
また、画面の見やすさに影響する解像度を比較します。
解像度ではiPad miniが一番高画質です。
キレイ iPad mini > Kindle Oasis = Kindle Paperwhite > Kindle(無印) 粗い
解像度が高いので、漫画などを見てもキレイな画質で楽しむことが出来ます。
一方で、Kindle(無印)は比較すると画質が荒く感じてしまう場面があるかもしれません。
と言っても、文章がメインの電子書籍であれば特に気にしなくても良いと思います。
比較④ 容量はiPad miniが一番大容量
さらに容量について比較します。
単純に容量ではiPad miniが一番大容量です。
多い iPad mini > Kindle Oasis = Kindle Paperwhite > Kindle(無印) 少ない
容量に関しては、iPad miniは読書以外にも活用法が多いタブレットです。
一方でKindleシリーズは読書専用の端末なので、単純比較は難しいです。
Kindleシリーズは容量が少なく感じるかもしれませんが、特に心配は不要です。
僕自身、8GBのKindle Paperwhiteを利用していましたが、容量不足を感じたことはありません。
もちろん端末に保存できる書籍の量が変わるので、しっかり選ぶべきですが、シビアに考えなくても良さそうです。
比較⑤ 価格はKindle(無印)が一番安い
最後に価格について比較します。
価格ではKindle(無印)が一番安いです。
安い Kindle(無印) > Kindle Paperwhite >Kindle Oasis > iPad mini 高い
Kindle(無印)は通常価格でも1万円を切る価格で、セールを利用するともっと安く買えます。
一方で、iPad miniは4万円以上の価格なので、高く感じるかもしれません。
しかし、iPad miniは読書以外にも使えて、画面がキレイでしょう。
一方で、Kindleシリーズは読書専用の端末という点があります。
金額よりも、使い方に合わせて選ぶのがポイントです。
電子書籍リーダーを購入する前に知っておきたい注意点【Q&A】
最後に電子書籍リーダーを購入する前に知っておきたい注意点を解説していきます。
簡潔にQ&A形式で紹介します。
電子書籍リーダーって、スマホと何が違うの?
電子書籍リーダーは読書に特化した設計で、目に優しいE-inkディスプレイを採用し、長時間の読書でも疲れにくい特徴があります。
一方、スマホは汎用性が高いものの、画面が小さく、バックライトによる目の疲れやバッテリー消費が早いという特徴があります。
Kindle端末とKindleアプリの違いは?
Kindle端末は読書に特化していて、E-inkディスプレイによる目に優しい表示と長時間バッテリーが特徴です。
一方、Kindleアプリはスマートフォンやタブレットにインストールして使用するソフトウェアで、カラー表示や動画対応など多機能な点が魅力です。
電子書籍を読むならどれがおすすめ?
プライム会員ならPrimeリーディングが無料で利用することができます。
しかし本格的に読書するならKindle Unlimitedが読み放題でお得です。
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まとめ
iPad miniとKindleで、読書するならどっちがおすすめなのか?使い勝手を比較してきました。
具体的にはイメージしている使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
iPad miniがおすすめの人 | Kindleがおすすめの人 |
---|---|
電子書籍だけでなく、動画視聴やゲームも楽しみたい Apple Pencil を使ってメモや注釈を取りたい 雑誌や漫画をカラーで楽しみたい 多彩なアプリを活用したい 勉強にも使いたい | 目に優しく長時間の読書を楽しみたい 持ち運びやすさを重視する バッテリー持ちを重視する 電子書籍リーダーとしての機能に特化したい 比較的安価なデバイスが欲しい |
どちらを選んでも読書できることに違いがありませんが、この他にできることが違います。
iPad miniは読書以外にも活用できるので、使い勝手が良い点も魅力です。
一方で、Kindleは目に優しいので夜寝る前に利用しても、目の疲れが気にならない点はメリットだと思います。
他にもKindleは本を読む以外に出来ることが少ないので、気が散って読書に集中できない!ということもありません。
このようにKindleにはiPad miniに無い魅力があります。
ぜひ自分の使い方に合った方を選んでみてくださいね!
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