「革の財布や靴が気づけば手垢や黒ずみで残念な見た目に…」
「手頃な値段で、しっかり汚れが落ちるクリーナーはない?」
革の財布や靴の手入れがしたいけど、コロンブスのニューネオクリーナーってどうなんだろう?使用感やレビューが知りたい!
このような疑問はありませんか?

革財布や革のバッグなどのレザーを利用していると、汚れたり傷がつく時がありますよね!
特に仕事で毎日使う革製品は、手垢や皮脂汚れが蓄積して、気づけば黒ずんでしまうことが多いです。
そんな時にコロンブスのニューネオクリーナーがあれば簡単に手入れをすることが可能です。


1000円以下で買える驚きの価格や「ボールペンの跡まで落ちた」「くたびれたスニーカーが生き返った」といった絶賛の口コミは、非常に魅力的です。
しかし同時に「匂いがキツい」「付けすぎてシミになった」という不安な声や口コミがあります。
他にも「もっと革に優しい製品もあるのでは?」「プロが使うような強力なものと何が違うの?」といった疑問も浮かんでくるのではないでしょうか。

まさに僕も愛用しているエッティンガーの革財布の手入れ方法を探していて、コロンブスのニューネオクリーナーを実際に購入してみました。
結論から言うと、コロンブスのニューネオクリーナーは汚れ落ちの効果が高く、適切に使えば革製品を美しく蘇らせることができる優秀なクリーナーです。
特に頑固な汚れや黒ずみに対する洗浄力は抜群で、価格も手頃な点が魅力的です。

ただし、使い方を間違えると革にダメージを与える可能性もあるため、正しい使用方法を理解することが重要です。
そこでこの記事では、僕が実際にコロンブスのニューネオクリーナーを使ってエッティンガーの革財布を手入れしながら、汚れの落ち具合をレビューしていきます。
- コロンブスのニューネオクリーナーの製品特徴と成分詳細
- 実際の使用方法と手入れの手順をレビュー
- 使って分かった具体的なメリットと汚れ落ち効果
- 正直に感じた注意すべき点
ニューネオクリーナーに興味がある人は、是非参考にしてみて下さい。

- 40代のメンズでオシャレな小物を多数愛用中
- 財布やバッグなどを中心にシンプルな品物を試してます。
- 長く使えるオシャレな品物を選ぶヒントを模索してます。
- 実際に使って感じた魅力や、便利な使い方などを詳しくレポートしています。
【コロンブス】ニューネオクリーナーとは?【抗菌クリーナーの基礎知識】

まず結論から。

コロンブスのニューネオクリーナーは、手頃な価格で革の財布や靴の手入れが出来る、ペースト状のツヤ革専用クリーナーです。
僕自身、仕事で毎日使っている革製品のメンテナンスに悩んでいた時に出会った製品で、その洗浄力の高さと使いやすさに驚きました。
- 優れた洗浄力⇒有機溶剤の力で、日常的な手垢や油汚れをしっかり落とす。
- 抗菌・防臭効果⇒人体にも安全とされる天然抗菌防臭剤を配合。悪臭の原因となる黄色ブドウ球菌に作用し、革製品を清潔に保ちます。
- ベタつかない仕上がり⇒ワックス成分を含まないため、クリーニング後にベタつきが一切残りません。
- 速乾性⇒速乾性に優れており、手入れの時間を短縮できます。
特に手垢や皮脂汚れによる黒ずみが気になっていたエッティンガーの財布も、見違えるほどキレイになったのは印象的です。

何より1,000円以下で買える手頃な価格でありながら、靴・カバン・財布など、様々な革製品の汚れ落としに使える高いコストパフォーマンスが魅力です。

品質の良い革製品を長く使いたい人が、常に良い状態を保つために役立ちます。
例えば月に1回など、定期的に手入れをしていくことで、革製品を常に良い状態に保てるでしょう。
主な成分と「汚れが落ちる仕組み」
ニューネオクリーナーの洗浄力の秘密は、その成分構成にあります。

公式サイトによると主成分は「油脂」「有機溶剤」「界面活性剤」です。
- 有機溶剤⇒ このクリーナーの心臓部です。革の表面についた手垢や皮脂といった「油性の汚れ」を化学的に溶かして分解します。多くのレビューで指摘される特有の強い匂いは、この有機溶剤が揮発する際に発生するものであり、強力な洗浄力の証とも言えます。
- 界面活性剤⇒ 溶剤が溶かした汚れを革の表面から浮き上がらせ、布で拭き取りやすくする役割を担います。

またワックス成分を含まない点も重要な特徴で、クリーニング後に革がベタつくことがなく、後から塗る保湿クリームの浸透を妨げません。
革をすっぴんの状態に戻し、栄養補給のための完璧な下地を作ってくれるのです。
【要注意】使える革・使えない革の一覧

ニューネオクリーナーはさまざまな用途で使えるクリーナーですが、万能ではありません。

その効果を最大限に発揮し、大切な革製品を傷つけないために、素材の相性を必ず確認してください。
使用できる革の例 | 公式に使用が禁止されている革の例 |
---|---|
一般的な牛革 馬革などのツヤのある革(スムースレザー) 合成皮革 | スエード、ヌバック、ベロアなどの起毛革 ヘビ革、ワニ革などの爬虫類革 その他、エナメル素材や特殊な加工がされた革 |

メーカーも注意喚起している通り、革の種類によってはシミや色落ちする可能性があります。
高価な製品や素材が不明な場合は、必ずバッグの内側の縫い代部分や靴のベロ(舌革)の裏など、目立たない部分で試してから全体に使用する必要があります。
僕自身もエッティンガーの財布で取り返しのつかない失敗を防ぐために、目立たない部分で試してから使用しました。

この一手間が、大切な革製品を守る重要なポイントです。
【コロンブス】ニューネオクリーナーを実際に使ってみた【エッティンガーの財布を利用した使い方】

それでは実際に、エッティンガーの財布を利用して手入れしていきます。

「使い方は簡単」というレビューをよく見かけますが、ニューネオクリーナーの真価を引き出し、シミや色落ちといった失敗を避けるためには、正しい手順と注意点を守ることが絶対条件です。
ここでは、私が実際にエッティンガーの財布を手入れした経験を元にキレイに仕上がる使い方を解説します。
まず、実際にニューネオクリーナーを使う前に、下記のものを準備しましょう。
- ニューネオクリーナー本体
- 馬毛ブラシ(なければ乾いた柔らかい布)
- 柔らかいきれいな布を2枚(着古したTシャツの切れ端などでOK)
- (推奨)革用の保湿クリーム(デリケートクリームなど)
その上で、財布を掃除する方法について紹介します。
クリームをつける前にブラッシング

それでは順番に革財布のメンテナンスを行っていきます。

今回は僕が使っているエッティンガーの財布を利用して掃除していきます。
数年前に伊勢丹?で購入した後、メンテナンスもせずに使っていたので、手垢などで黒ずみがはっきりと分かるくらい、汚れが目立つようになってきました。

これではマズいと言うことで、ニューネオクリーナーを使っていきますが、まず、馬毛などの柔らかいブラシで、革製品の表面に付着したホコリや砂を優しく払い落とします。

これを怠ると、後の工程でホコリを引きずってしまい、革の表面に細かい傷をつける原因になるので、しっかりブラッシングしましょう。
クリームを革製品に塗り込むだけで手軽

『ニューネオクリーナー』の使い方は非常に簡単です。

クリーナーを柔らかな布につけて、革製品表面に塗り込むだけです。
しかし、メーカーも公式に注意喚起している通り、必ずバッグの内側や底面など、目立たない部分で試してから使用してください。
布にクリーナーを少量つけ、優しく拭いてみて、数分後にシミや色落ちが発生しないかを確認します。

これを省略すると、取り返しのつかない失敗に繋がる可能性があるので注意が必要です。
バッチテストを終えたら、清潔で柔らかい布にクリーナーを米粒1〜2粒ほどの少量を取り、革の表面を優しくなでるように汚れを拭き取ります。
汚れは化学の力で溶かすものなので、革の表面を傷つけてしまうので、ゴシゴシ擦るのは厳禁です。

実際に掃除をしていくと、多少臭いはしますが、塗り込んでいくと汚れがどんどん落ちていってキレイになっていく感覚があります。
石油系の強い溶剤臭があるので、必ず窓を開けるなど十分な換気を確保する必要がありますが、財布を触った感じも、手垢等の汚れが取れて、革本来の触り心地になった気がします。
革製品のカビや汚れはかなり落ちる

全体を『ニューネオクリーナー』で手入れすると、クロスにはかなり汚れがつく感じになります。

見ただけで汚れが落ちているのがわかります。
見た目にはっきりと分かる汚れも落ちますし、手触りも良くなるので非常にキレイに手入れができている印象です。
しかしクリーニング後の革は、汚れと一緒に必要な油分も抜けてしまい、「すっぴん」の乾燥しやすい状態になっています。

このまま放置すると乾燥やひび割れの原因になるため、デリケートクリームなどの保湿クリームを別のきれいな布で薄く塗り広げ、革に潤いを与えてあげましょう。
お手頃価格ですし、ちょっとした汚れを落とすには非常に使い勝手が良い印象です。
ニューネオクリーナーを使う前に知っておきたい注意点【Q&A】

次にニューネオクリーナーの注意点を解説します。

特に下記のポイントには気をつけてください。
- 黒ずんだ大きな汚れは落としきれない
- 利用する前に使えるか?確認しよう
- 他のクリーナーとは向き不向きが違う
順番に解説します。
注意点① 黒ずんだ大きな汚れは落しきれない

まず最初に、黒ずみや長年の大きな汚れは落としきれません。

今回レビューに使用したエッティンガーの財布も全体的に汚れは落ちていますが、ひどい汚れまでは落としきれませんでした。
メンテナンスをせずに使っていると、さすがに汚れが大きくなり落ちません。
革財布の寿命は10年ほどと言われますが、メンテナンスをしっかりしないと短くなってしまいます。

そのため高級ブランドの革財布を使っている場合は、定期的にメンテナンスをしたほうが良いでしょう。
注意点② 利用する前に使えるか?確認しよう
またニューネオクリーナーで汚れ落としをする前に、使ってよいか?確認が必要です。

特に高級ブランドの革財布の場合、専用のクリーナーが用意されている場合があります。
専用のクリーナーの利用が推奨されている場合があるので、確認しましょう。
例えば僕が今使っているcrafsto(クラフスト)の革財布も専用のクリーナーが推奨されています。


しっかりとしたブランドほど、クリーナーも用意されているので事前の確認が大切です。
下記の記事では、クラフストのブライドルレザー長財布の評判はどうなのか?実際に使ってみたレビューをまとめています。
関連記事クラフストのブライドルレザー長財布をレビュー【評判は本当なのか?実際に使って分かった評価まとめ】

注意点③ 他のクリーナーとは向き不向きが違う
今回はニューネオクリーナーを利用しましたが、他にも様々なクリーナーが販売されています。

革のクリーナーは色々あって迷ってしまう方に向けて、定番のクリーナーとニューネオクリーナーの違いをまとめました。
製品名 | 汚れ落ち | 革への優しさ | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
ニューネオクリーナー | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 抗菌効果あり 日常使い向け | 軽い汚れ落としとカビ予防を同時にしたい人 |
M.モゥブレィ ステインリムーバー | ★★★★★ | ★★★★★ | 水性で革に優しい 定番品 | デリケートな革の汚れを優しく落としたい人 |
サフィール レノマットリムーバー | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 非常に強力。 シミ抜きにも使える | 頑固な汚れや古いクリームを完全にリセットしたい人 |
このように、ニューネオクリーナーは「日々の手入れで、抗菌もできるマイルドなクリーナー」という位置づけです。

普段使いには使い勝手が良いですが、より強力タイプが必要なら、他のクリーナーを使った方が良さそうですね。
まとめ

コロンブスのニューネオクリーナーの使い方とは?について解説しました。

ニューネオクリーナーは、簡単に革の財布や靴の手入れが出来る点が魅力です。
- 簡単に革の手入れが出来る抗菌クリーナー
- 人体にも安全な天然抗菌防臭剤で安心して使える
- ワックス成分を含まないのでベタツキがない
- 速乾性に優れていて、使い勝手が良い

使い方は簡単ですし、抗菌剤配合でカビ予防にもなる点が魅力です。
少しヌルヌルした印象の白色のクリームです。
少し石油系の臭いがあるので、換気をしながら使うのがおすすめ
塗り込んでいくと、クリームが無職になるのでそれで完了。

日々の汚れを落とすには、非常に使い勝手がよく感じました。
ただし、長年の大きな汚れまでは落とせないので、定期的な手入れは必須です。
またブランドによっては専用のクリーナーが用意されている場合があるので、その確認もしましょう。

②つの注意点にだけ気をつければ使い勝手が良い汚れ落としだと思います。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!