iPhoneにバンパーは意味ない?【実際に使って分かったメリットやデメリットを考察】

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バンパーなんて、落とし所が悪かったら即終了でしょ?

防御力が低いのに、わざわざバンパーを選ぶメリットってあるの?

このような疑問を感じて、バンパーの購入をためらっていませんか?

しゅん

その気持ち、痛いほどよくわかります。

僕自身、「iPhone特有の背面の質感をそのまま楽しみたい」という欲望と「でも落として割ったらどうしよう」という不安の板挟みになっていました。

結論から言うと、バンパーの防御力は「運次第」の部分があり、コンクリートのような平らな地面なら守れますが、砂利や突起物の上に落ちれば防御力は「意味ない(ゼロ)」と言わざるを得ません。

しゅん

それでも「裸に近い感覚」を諦めきれなかった私は、2024年6月にYMXPY製のiPhone 15 Pro用バンパーを購入して、かれこれ1年以上使っています。

この記事では、メーカーの売り文句ではなく、実際の使用体験に基づいて以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 「意味ない」と言われる防御力のリアルな限界
  • 半年使って分かった「指紋」や「サイズ感」の弊害
  • バンパーが「向いている人」と「絶対やめるべき人」
  • 透明ケースでは味わえない「手触り」の価値
  • 落下リスクを減らすための運用ルール

iPhoneにバンパーは意味ないのか?実際に使ってみないと分からない、iPhoneにバンパーを取り付けたメリットとデメリットが知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
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しゅん
  • 15年以上の愛用歴で、初めての機種は「iPhone 3Gs」
  • 愛機はiPhone 15 Pro。ケースティファイのケースで、美しいチタニウムカラーを堪能中。
  • 個人クリエイターとして、写真撮影や動画編集、アプリ活用など、iPhoneの多様な機能を仕事と生活両面でフル活用しています。
  • 関連アクセサリーも大好き!iPhoneを便利に使えるガジェットやMagSafe対応周辺機器を多数愛用中
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バンパーの防御力は本当に「意味ない」のか?【SNSで見かける評判】

iPhoneについた画面のキズ
iPhoneについたの画面のキズ

SNS上では、「iPhoneケースを変えたけど、バンパー全く意味ない。もろ画面で着地するやつ」というような投稿を目にすることがあります。

しゅん

このような声は、ユーザーが実際に体験した結果から来ているもので、バンパーの保護能力に対する疑問や不満が反映されています。

バンパーは意味ないと感じる人の意見
  1. iPhoneの耐衝撃性の向上⇒近年のiPhoneはCeramic Shieldなどの素材を採用し、落下時の衝撃に強くなっています。そのため、「バンパー無しでも十分」と考える人が増えています。
  2. ケースで十分という意見⇒背面も保護できるケースの方が安心感があり、バンパーは不要と考える人もいる。
  3. バンパーのデメリット⇒バンパーは、ケースに比べて保護範囲が狭く、期待したほどの保護力を得られないこともある。これらのデメリットから、バンパーの必要性に疑問を持つ人もいるで。

確かにバンパーは端末の端(側面のみ)を覆うものであり、画面や背面の直接的な保護は期待できません。

しゅん

しかし落下時の衝撃を緩和し、本体へのダメージを軽減する役割を持っています。

と言うのもバンパーの側面が盛り上がっていて、直接液晶画面や背面が地面に触れないように設計されているからです。

またケースと比較すると、iPhoneのデザインを覆い隠してしまうものが多いですが、バンパーはiPhoneの背面を覆わないため、iPhoneのデザインをそのまま楽しむメリットがあります。

しゅん

そんなケースとバンパーを比較すると、下記のような違いがあります。

\\ケースとバンパーを比較//

特徴ケースバンパー
保護範囲背面も含めた全体側面のみ
デザイン性デザインを隠す場合が多いが、透明なケースもあるiPhoneのデザインを活かせる
サイズ・重量バンパーより大きい・重いケースより小さい・軽い
ワイヤレス充電への影響ケースの種類による
(MagSafe対応ケースは影響なし)
バンパーの種類による
(金属製は影響が出る可能性)
その他機能カード収納、スタンド機能などストラップホールが
付いているものもある
価格1,000円〜10,000円程度1,000円〜5,000円程度
メリット全方位の保護、多機能軽量、デザイン性、ボタン操作性
デメリットサイズが大きめ
デザインを隠す場合がある
背面は保護できない
しゅん

僕自身もこのような評判や口コミに不安がありましたが、実際に使わないと分からない!ということで試してみることにしました。

実際にバンパーでiPhoneを1年間使って分かった「リアルなメリット・デメリット」

iPhoneにバンパーは意味ない?【実際に使って分かったデメリット】

では具体的にiPhoneにバンパーは意味ないのか?実際に使って分かったポイントについてついて紹介していきます。

しゅん

僕自身が実際に使って感じたメリットやデメリットは下記の通りです。

メリットデメリット
iPhoneのデザインを最大限に活かせる
四隅の部分に厚みがあり落下時の保護力もある
ケースと比較して放熱効果に優れている
MagSafeを使っても落下などの心配が少ない
画面と背面の露出傷つきやすさはある
音量ボタンの押しにくさなど操作性への影響がある
iPhoneのサイズが一回り大きくなる
デザインや材質の選択肢が少なめ

順番に解説します。

iPhoneのデザインを最大限に活かせる

バンパーはiPhoneのデザインを最大限に活かせる

iPhoneにバンパーを取り付ける一番のメリットは、iPhoneのデザインを活かせる点です。

しゅん

僕自身、iPhoneはデザインが優れていて、できる限りそのおしゃれさを損なわないで使いたい!と思っていますが、この美しさを損ないたくないと!と考えている人も多いはずです。

バンパーは、フレーム部分のみをカバーするため、iPhone本体のカラーリングやロゴ、薄さといった特徴をそのままに、デザインの魅力を存分に引き出します。

たとえば、特にiPhone 15シリーズやiPhone SEシリーズのように、色鮮やかなカラーバリエーションで展開されているモデルでは、バンパーを使用することで、その美しい外観を保ちながら保護することが可能です。

しゅん

透明なケースを利用してもデザイン製が損なわれる場合が多いので、iPhoneのデザインを活かしたい場合は、バンパー一択と言って良いでしょう。

落下検証:平らなコンクリートなら「無傷」で生還できる

四隅の部分に厚みがあり落下時の保護力もある

また最近のバンパーは、落下時の衝撃を吸収する機能が向上しています。

しゅん

僕の購入したバンパーは、四隅の部分に衝撃吸収材を使用していて、地面に落ちた際のダメージを軽減し、iPhoneをしっかりと保護します。

また四隅の部分に出っ張りがあるので、本体の部分だけでなくカメラの部分も直接触れないように設計されています。

最近のiPhoneはカメラの部分が張り出していることが多く、落下した時にカメラが破損するリスクも高いです。

しゅん

このようにiPhoneのバンパーは落下時の衝撃吸収はケースには劣りますが、保護力は十分にああります。

このように、デザインだけでなく、実用性においてもバンパーは大きなメリットがあります。

ケースと比較して放熱効果に優れている

バンパーと全面保護ケース

またバンパーは保護する部分が少ないため、ケースと比較して放熱効果に優れています。

しゅん

iPhoneの発熱が続くと、操作が遅くなったり、ひどい場合は故障の原因になってしまいます。

特に長時間のゲームや動画視聴といったヘビーな使用時には、本体の熱が問題となることがあります。

その点でバンパーはiPhoneの背面を覆わないため、熱が本体から逃げやすくなり、長時間使用する方や、特に夏場の高温時においても性能が低下しない点がメリットです。

しゅん

バンパーが空気の流れを妨げない設計になっているため、内部温度の上昇を抑えることができます。

このようにiPhoneの熱対策としてバンパーは、ケースと比較すると大きく優れていると言えます。

MagSafeアクセサリが「直貼り」できる

またバンパーの場合は、MagSafeを使うときでもストレス無く使える点がメリットです。

しゅん

ケースを利用した場合、MagSafeの磁石がしっかりくっつかず、落下してしまう場合があります。

例えば、僕が利用している充電スタンドで、MagSafeに対応していないケースを利用ていたときは、よく落下して充電ができていない!という場合が多かったです。

最近はMagSafeを利用したカードケースなど、貴重品も入れられる場合もあり、MagSafeがしっかり張り付かないと不安が残ります。

しゅん

その点でバンパーの場合はiPhoneの背面が裸の状態なので、落下の可能性が低くなります。

このようにMagSafeを安心して使える点がメリットです。

【最大の弱点】凹凸のある場所に落とせば「背面ガラスや液晶画面」は保護できない

画面と背面の露出による傷つきやすさは実際ある

iPhoneにバンパーの取り付けることを考えている人にとって、傷つきやすさは一番気になるポイントだと思います。

しゅん

実際に利用してみると、確かに画面と背面に関して、全面を保護するカバーと比較すると、傷つきやすい部分はあります。

というのもバンパーはiPhoneのサイド(側面)を保護する設計のため、直接的な衝撃からは守れますが、画面や背面の擦り傷からは保護しきれません。

例えば、鍵や小銭が入ったバッグの中でiPhoneを運んでいる際、画面や背面に細かい傷がつく可能性が高まり、この点は、フルカバー型のケースに比べて明らかにデメリットと言えます。

しゅん

液晶画面については、保護フィルムを利用することでそのデメリットを回避することができます。

フィルムに関しては、品質が高く貼り付けも簡単なNIMASOの保護フィルムを使うと間違い無いでしょう。

しゅん

品質が良く透明度が高いので、取り付けていても違和感がありません。

また取り付けの際のツールキットが充実していて、安心して取り付けることができます。

しゅん

保護フィルムを貼り付けるだけで、液晶画面にキズをつける可能性が大きく減ります。

また背面の部分は、液晶画面よりキズが付きにくいので、そこまで心配する必要はないと思いますし、心配な場合はバンパーは使わない方が良いでしょう。

このようにバンパーの場合、画面や背面の傷つきやすさは実感している部分ですが、保護フィルムを併用することで、デメリットは解消できるかな?と思います。

幅広化で「片手フリック」が届かなくなる

音量ボタンの押しにくさなど操作性への影響がある

またバンパーの場合、音量ボタンの押しにくさなど、操作性への影響は感じます。

しゅん

バンパーは、側面だけを保護する設計上、ケースなどと比較すると厚みがある商品が多いです。

そのため、音量ボタンや電源ボタンなどが押しにくくなるデメリットを感じました。

特にバンパーによってはボタンの反応が悪くなり、日常的な操作にストレスを感じることが増える可能性があります。

しゅん

さらにバンパーの厚みや形状が原因で、アクセサリーのコネクタが端末のポートにうまく差し込めなくな可能性もあります。

もちろん全面を保護するケースも、耐衝撃性が強い商品ほどボタンが押しにくくなるデメリットがあります。

しかしバンパーは比較的側面のサイズが大きな商品が多いので、ボタンを使う機会が多い人は注意した方が良いかも知れません。

しゅん

またバンパーを取り付けると、何も取り付けない状態よりもサイズが一回り大きくなります。

iPhoneのサイズが一回り大きくなる
しゅん

サイドの部分が5mm程度大きくなるため、持ったときは思った以上にサイズ感が大きくなった印象があります。

特にサイズの大きなMax系のiPhoneでは、よりサイズの大きな印象が強くなる可能性があります。

もちろん背面の部分はiPhone本体を直接触れるので、手に持った時のホールド感は高いです。

しゅん

手のサイズが大きい人はあまり気にならないかも知れませんが、サイズが、iPhoneが一回り大きくなる点は理解しておいた方が良いでしょう。

【結論】バンパーを買っても後悔しない人の条件

このようにiPhoneにバンパーを取り付ける意味はあると思います。

しゅん

ではバンパーはどんな人におすすめなのか?例えば下記のような人に特におすすめできます。

バンパーがおすすめの人
  • 長時間ゲームや動画を楽しむ方
  • iPhoneのデザインを愛する方

順番に解説します。

長時間ゲームや動画を楽しむ方

長時間のゲームや動画をiPhoneで楽しんでいる人は、バンパーが押すススメです。

しゅん

長時間のゲームや動画視聴はiPhoneが発熱してしまう問題があります。

密閉タイプのケースは、iPhoneの放熱を妨げがちですが、バンパー型のケースは端末の側面を保護しつつ背面と画面の大部分を露出させるため、熱が外に逃げやすい構造になっています。

このため、長時間のゲームプレイや動画視聴が多い方でもiPhoneにダメージを与えることなく利用することが可能です。

しゅん

このように発熱するような長時間のゲームや動画視聴が多い方に、放熱効果に優れたバンパーは特におすすめです。

リスクを承知でiPhoneの「裸の質感」を愛せる人

またiPhoneのデザインが気に入っている人にもバンパーがおすすめです。

しゅん

僕のようにiPhoneを選ぶ理由がその美しいデザインで、Appleは細部にわたってこだわりを持ってるカラーリングやロゴ、端末の形状にある場合は特におすすめです。

このためiPhoneの美しいデザインを保護しつつ最大限に生かしたいと考えるユーザーにバンパーは特に相性が良いでしょう。

またバンパーを選ぶ際には、iPhoneのカラーに合わせたり、デザイン性を重視したりすることで、より個性を表現することが可能です。

しゅん

iPhoneのデザインを楽しみたい!できる限り隠したくない!という方にとって、バンパーはまさに理想的な選択と言えるでしょう。

まとめ

iPhoneにバンパーは意味ないのか?実際に使って分かったメリットやデメリットを紹介しました。

しゅん

iPhoneのデザインを損いたくない!できる限りそのままの状態で使いたい!という方にバンパーは非常におすすめです。

今回は、実際にYMXPYというメーカーのiPhoneに外側の枠の部分だけを保護するバンパーケースを実際に試してみました。

使って分かったバンパーのメリット
  • iPhoneのデザインを最大限に活かせる
  • 四隅の部分に厚みがあり落下時の保護力もある
  • ケースと比較して放熱効果に優れている
  • MagSafeを使っても落下などの心配が少ない

実際に利用してみると、デザインの美しさを損なわず、全面保護のケースと比較すると保護力は劣りますが、十分に実用的です。

また放熱効果に優れていて、MagSafeも使いやすいメリットがあります。

しゅん

一方で、iPhoneのバンパーは意味ない!と言われる点は一部あっていて、デメリットは存在します。

使って分かったバンパーのデメリット
  • 画面と背面の露出による傷つきやすさは実際ある
  • 音量ボタンの押しにくさなど操作性への影響がある
  • iPhoneのサイズが一回り大きくなる
  • デザインや材質の選択肢が少なめ
しゅん

iPhoneのバンパーは角を保護する効果はありますが、画面や背面を保護する効果も欲しい場合は、バンパーとスクリーンプロテクターや背面ケースを併用することをおすすめします。

このようにメリットとデメリットを踏まえた上で、バンパーを選ぶと満足度が上がると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

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