この記事は最強の無線LAN子機はどれなのか?ゲーミングPCやデスクトップ向きのおすすめを解説している記事です。

最強の無線LAN子機が欲しいんだけど、どれがおすすめなのかな?ゲーミングPCやデスクトップ向けのおすすめが知りたいな!
と言う疑問に答えます。
無線LAN子機には様々な種類があり、どれが最強か分からないですよね!

僕自身、インターネットの状況を改善しようと、様々な無線LAN子機を利用しましたが、無線LAN子機は種類が豊富で、選び方が難しい電子機器の1つです。

そこでこの記事では、最強の「無線LAN子機」はどれなのか?ゲーミングPCやデスクトップ向けのおすすめの無線LAN子機を紹介します。
最強の無線LAN子機が欲しい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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そもそもゲームをする場合、無線LAN子機は向いているの?

まず最初に、そもそもゲームをする場合、無線LAN子機は向いているのか?から紹介していきます。

そもそもゲームをする場合は、無線LAN子機を利用するのは注意が必要です。
- 大前提としてFPSのような一瞬の動きが重視されるゲームほど、無線LAN子機は向いていない
- 有線LANの方がゲームには向いている点は理解すべき
大前提として、スピードが求められるゲームほど無線LAN子機を利用するよりも、有線LANを利用した方が有利である点は理解しておきましょう。

というのも無線LANの場合は、子機と親機の通信状態によって遅延や切断などが発生する場合があり、高速通信が必要なゲームには不向きだからです。
そのためスピードを求める方は有線LANを利用する人が多いですし、推奨する人が多いです。
しかし有線LANが利用できない環境やスピード感を重視しない場合は、無線LAN子機を利用してゲームを行なっても良いでしょう。

その場合でも、できる限りスピードが出る高性能な無線LAN子機を選ぶことが重要です。
では無線LAN子機を選ぶ場合、どのような点に注意すればいいのか?次の項目で解説していきます。
ゲームで使う無線LAN子機の選び方とは?

では無線LAN子機はどのように選べばいいのか?について解説していきます。

個人的に無線LAN子機を購入するときに注意しているポイントは下記の通りです。
- USBか?デスクトップ向きか?⇒利用するPCによって選択肢が変わる
- 最大通信速度に注意する⇒ゲーミング用途なら最重要
- Wi-Fiの規格に注意する⇒速度面では最新規格が有利です
- 周波数帯に注意する⇒2.4GHz帯と5GHz帯の違いを理解しよう
- アンテナの有無に注意する⇒デュアルバンドならより快適に
順番に解説します。
USBか?デスクトップ向きか?【利用するPCによって選択肢が変わる】
まず最初に注意すべきは、利用するPCによって無線LAN子機の選択肢が変わるという点です。

ノートPCの場合はUSB接続タイプの無線LAN子機が基本ですが、デスクトップPCの場合は選択肢が増えます。
- ノートPC⇒USB接続タイプの無線LAN子機が主流でカードタイプもある
- でストップPC⇒USB接続タイプの無線LAN子機の他に内蔵タイプも選べる
ノートPCでもデスクトップPCでも基本的にはUSBタイプの方が主流で、種類も豊富です。

そのため基本的にはUSB接続タイプの無線LAN子機を選んでおけば間違いありません。
しかしデスクトップPCでPCI-Expressなどのスロットが空いている場合は、無線LAN子機を内蔵してしまう選択肢があります。
PCI-ExpressはUSBよりも高速なデータ通信規格ですし、よりWi-Fiが使えるメリットがあります。

難しい点は多くないですが、無線LAN子機を内蔵する場合は専門的な知識も必要になる点は注意が必要です。
最大通信速度に注意する【ゲーミング用途なら最重要】

無線LAN子機を選ぶ時、最初に注目すべきは最大通信速度です。
この速度が速ければ速いほど、通信スピードが早くなります。
現在発売されているモデル(USBタイプ)では、5GHz帯だと1,300Mbpsで、2.4GHz帯だと600Mbpsの仕様のモデルが多いです。

特にスピードが重要となるゲーミング向きでは、この数値をしっかりと確認しましょう。
Wi-Fiの規格に注意する【速度面では最新規格が有利です】

次に注目すべきはWi-Fiの規格です
wifiの規格には様々ありますが、現状で主流の規格は下記の通りです。
規格 | 通信速度 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
IEEE802.11b | 11Mbps | 障害物に強い | 速度が遅い |
IEEE802.11g | 54Mbps | 障害物に強い | 干渉を受けやすい |
IEEE802.11a | 54Mbps | 速度が早い | 障害物に弱い |
IEEE802.11n | 300Mbps | 速度が早い | 干渉を受けやすい |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 有線と同等の速度 | 古い端末は対応していない |
IEEE802.11ax(wifi 6) | 9.6Gbps | 有線と同等の速度 | 古い端末は対応していない |
Wi-Fiには様々な規格があり、規格によって通信速度が異なます。

現状で一番早い速度が出るのは、11ax(wifi 6)と言う規格です。
速いスピードで使うことが可能ですし、今後どんどん対応する機種が増えていくでしょう。
また11acは多くの機種が対応しているので、この規格に対応していると多少古い機種でも高速通信が可能になります。
周波数帯に注意する【2.4GHz帯と5GHz帯の違いを理解しよう】

さらに注意すべきは周波数帯です。
無線LANの周波数帯には2.4GHz帯と5.0GHz帯の2つの種類があり、2.4GHz帯の方が壁などの遮蔽物に強く、5.0GHz帯はより速度が早くなります。
周波数帯 | メリット | デメリット |
---|---|---|
2.4GHz帯 | 障害物に強い | スピードはほどほど |
5GHz帯 | スピードが早い | 障害物に弱い |
使う環境によってどちらの周波数帯を使えるか?が大きく変わります。

そのため快適に利用するには、両方が使えるデュアルバンド対応の無線LAN子機を選びましょう。
アンテナの有無に注意する【デュアルバンドならより快適に】

最後に注意すべきは、アンテナの有無です。
アンテナが付いていると、向きを変えると電波状況がよくなる場合があります。
その反面サイズが大きくなるので、持ち運びをしたりノートPCだと邪魔になるかも知れません。

持ち運びの使い勝手を重視するか?少しでも電波状況を良くすることを重視するのか?で選ぶのがおすすめです。
【2025年版】最強の「無線LAN子機」はどれ?

それでは順番に最強おすすめの無線LAN子機を紹介していきます。

2025年におすすめの無線LAN子機は下記の通りです。
- バッファロー WI-U3-2400XE2/N
- エレコム WDC-XE2402TU3-B
- TP-Link Arhcer TXE70UH/A
- TP-Link Archer TXE75E
順番に解説します。
バッファロー WI-U3-2400XE2/N

まず最初に紹介するのがバッファロー製のWI-U3-2400XE2/Nです。

馴染みのある方が多いメーカーのバッファロー製で、Wi-Fi 6Eに対応した最新モデルです。
- 最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応
- 6GHzと、トライバンド対応に対応した新しい無線LAN子機
- 6GHzと5GHzは最大2402Mbpsと非常に高速で、2.4GHzも最大573Mbps
- 卓上ケーブル付属で、置き場所を柔軟に変更できる
何より6GHz&トライバンドに対応していて、高速通信ができる点が大きな魅力です。

Wi-Fiの親機も対応している必要がありますが、電波干渉が少なく混雑していないWi-Fi 6に対応している点は大きなメリットです。
他にも卓上用のUSB延長ケーブル(1m)を利用すると、USBポートから離れた位置に据え置き可能な点は使い勝手が良いでしょう。
国内メーカー製で最新規格のWi-Fi 6Eに対応したモデルが欲しい方に非常におすすめです。

エレコム WDC-XE2402TU3-B

次に紹介するのがエレコム製のWDC-XE2402TU3-Bです。

こちらも国内メーカー、エレコム製の最新規格に対応した無線LAN子機です。
- 最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応
- 6GHzと、トライバンド対応に対応した新しい無線LAN子機
- 6GHzと5GHzは最大2402Mbpsと非常に高速で、2.4GHzも最大573Mbps
- 先ほどのバッファロー製よりもコスパが良いモデル。
先ほど紹介したバッファローのWI-U3-2400XE2/Nと比較すると、似たような性能を持った無線LAN子機です。

わかりやすい違いと言えば、よりコスパが良い点です。
価格の差が数千円あるので、同じような性能でよりコスパを求める方には良い選択肢だと思います。

TP-Link Arhcer TXE70UH/A

次に紹介するのがTP-LinkのArhcer TXE70UH/Aです。

Wi-Fiルーターの大手メーカーであるTP-Link製で、こちらもWi-Fi 6Eに対応しています。
- 最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応
- 6GHzと、トライバンド対応に対応した新しい無線LAN子機
- 6GHzと5GHzは最大2402Mbpsと非常に高速で、2.4GHzも最大573Mbps
- 折りたたみ式のアンテナ内蔵で、電波の強さを調節できる
先ほど紹介した無線LAN子機と大まかに同じような性能のです。

パソコンのUSBポートに差し込んで使うことも可能ですし、専用のドッグを利用することもできます。
折りたたみ式のアンテナを搭載したモデルなので、電波の届きやすさを調節できる点は魅力です。

TP-Link Archer TXE75E

最後に紹介するのがTP-LinkのArcher TXE75Eです。

デスクトップPCで内蔵スロットが空いている場合に候補にしたい、無線LAN子機です
- PCI-Expressを利用するデスクトップPC用の無線LAN子機
- 最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応
- 6GHzと、トライバンド対応に対応した新しい無線LAN子機
- 6GHzと5GHzは最大2402Mbpsと非常に高速で、2.4GHzも最大573Mbps
- PCIeとトライバンドを併用で、電波干渉に強くて高速通信を実現
PCI-Expressポートを利用するので、理論上はUSBポートを利用する無線LAN子機よりも高速通信が可能になります。

ただしPCI-Expressを利用するので、ノートPC等では利用できず、デスクトップPCに内蔵する作業が必要な点は注意が必要です。
デスクトップPCを利用してる方で、内蔵タイプの無線LAN子機を利用したい人におすすめです。

無線LAN子機を購入する前に知っておきたい注意点【Q&A】

最後に無線LAN子機を購入する前に知っておきたい注意点を解説していきます。

簡潔にQ&A形式で紹介します。
Wi-Fi環境を構築するときの注意点は?
Wi-Fi環境はインターネット回線やWi-Fi親機、無線LAN子機の性能や対応する通信規格によってスピードが大きく変わります。
そのためルーターを購入する前に、部屋の広さなどを考慮した上でWi-Fi環境を整えるようにしましょう。
無線LAN子機にUSB-Cポートに対応したモデルはある?
現状ではUSB-Cポートに対応した無線LAN子機は確認できません。
大半はUSB-Aポートを採用したモデルなので、パソコン本体のUSBポートの空きなどに注意しましょう。
Wi-Fiルーターの親機も重要?
Wi-Fiルーター親機の性能も非常に重要です。
特に無線LAN子機が最新規格に対応していても、親機が対応していない場合は最新規格での通信ができないので注意しましょう。
下記の記事では、戸建てにおすすめのWi-Fiルーターを紹介しています。
関連記事【2025年】戸建ての自宅におすすめの「Wifiルーター」はどれ?【選び方や注意点も解説】

まとめ
最強おすすめの無線LAN子機はどれなのか?解説しました。

2025年におすすめの無線LAN子機は下記の通りです。
- バッファロー WI-U3-2400XE2/N
- エレコム WDC-XE2402TU3-B
- TP-Link Arhcer TXE70UH/A
- TP-Link Archer TXE75E
今から無線LAN子機を購入するならWi-Fi 6Eに対応してモデルを選ぶと良いでしょう。

親機もWi-Fi 6Eに対応している必要がありますが、より快適に利用することができます。
ただしゲーム用途の場合は、そもそも有線LANを利用した方がスピードが早く、快適にゲームを楽しめる点には注意が必要です。
無線LAN子機は手軽に使えますが、遅延や途切れるリスクがある点には注意した上で、選んでみてくださいね!
ぜひ参考にしてみてください。