この記事は、僕がスマホの保護フィルムをやめて貼らなかった時の理由と代替手段を紹介している記事です。
スマホに保護フィルムを貼るか貼らないか迷っているんだけど、どっちが正解?保護フィルム以外の方法があるなら知りたいな!
という疑問に答えます。
スマホの保護フィルムは、画面割れや傷から守ってくれる強い味方ですが、最近は「もう保護フィルムは必要ないんじゃない?」なんて声もよく耳にするようになりました。
実際、iPhoneでは、非常に硬く傷つきにくいガラスを採用していて、以前ほど保護フィルムの必要性を感じないという人が増えています。
というのも、iPhoneは以前と比較して傷などに強いガラス(Gorilla Glass Victus)などが採用されています。
iPhoneのガラスの種類と特徴
ガラスの種類 | 落下耐性 | 傷耐性 | 特徴 |
---|---|---|---|
Gorilla Glass Victus 2 | 最大2メートル (アスファルト) | Victusの2倍 | 最新の強化ガラス。 コンクリートへの落下耐性が向上 |
Gorilla Glass Victus | 最大2メートル (粗い表面) | Gorilla Glass 6の2倍 | iPhone 14シリーズ以降に採用 |
Gorilla Glass 6 | 最大1.6メートル | – | iPhone 11シリーズ、iPhone 12シリーズ、一部のAndroidスマートフォンに採用 |
そのため僕自身、iPhoneに保護フィルムは不要かもと思って使っていない時期がありました。
そこでこの記事では、僕自身が保護フィルムをやめた時のメリットやデメリットの体験談やその理由、そしてフィルムなしでも画面を守る代替手段について詳しく解説していきます。
保護フィルムをやめたい!と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
僕がスマホの保護フィルムをやめた理由【貼らない派!】
まず最初に僕がスマホの保護フィルムをやめた理由から解説していきます。
僕がスマホに保護フィルムを貼らなかった理由をまとめると下記のようになります。
- 保護フィルムを貼ると見え方に違いが出る
- ディスプレイ本来の色合いや鮮やかさ操作感を楽しみたかったから
- 保護フィルムの貼り付けが難しく手間がかかるから
- フィルムを貼り付けた時の微妙なズレや気泡が気になったから
- 細かい汚れやキズが付いた場合、定期的な交換が必要になるから
これらの経験から、私は保護フィルムのない生活は非常に満足満足度が高いと感じました。
画面本来の美しさや操作性を最大限に楽しむ事が出来ますし、張り替えの手間もありません。
一度保護フィルムを外してみること、より実感できると思います。
下記の記事では、実際にiPhone 15Proを使って分かったメリットやデメリットをまとめて紹介しています。
関連記事iPhone 15 Proは評判悪い?【実際に使って分かったメリット&デメリットを徹底レビュー】
保護フィルムを貼ると見え方に違いが出る
まず僕が保護フィルムを貼らなかった一番の理由は見え方の違いです。
以前、スマホを乗り換えた時に、数日間フィルム無しで利用していましたが、その後に保護フィルムを貼り付けた時の見え方が大きく違うことに気づきました。
当時、今ほどスマホに保護フィルムを貼り付ける機能が充実しておらず、うまく貼り付けが出来なかったことが原因かもしれません。
しかし保護フィルムを貼った時の見え方に納得できなかったので、貼らずに利用したところ、非常に快適に使う事が出来たんです。
保護フィルム越しに見るよりも、画面がクリアで鮮やかに感じられ、まるで視界が開けたような感覚でした。
特に、写真や動画を見るとその違いは歴然で、色の深みやコントラストがより鮮明に感じられました。
この原因は保護フィルムの素材や厚さによって、光の透過率や反射率が変化するためです。
一般的に、保護フィルムはディスプレイの光透過率をわずかに低下させ、反射率を増加させる傾向があります。
\\一般的な保護フィルムの特徴//
保護フィルムの種類 | 特徴 |
---|---|
光沢タイプ | 画面が鮮やかに見えるが、反射や指紋が目立ちやすい |
アンチグレアタイプ | 反射や指紋を抑えられるが、画面がやや白っぽく見える |
のぞき見防止タイプ | 左右からの覗き見を防げるが、正面からの視認性が低下する |
このように保護フィルムを貼らずに利用することで、ディスプレイ本来の美しさを楽しむ事が可能だと感じます。
ディスプレイ本来の色合いや鮮やかさだけでなく、操作感を楽しみたかったから
保護フィルムを貼ると、どうしても画面に一枚フィルターがかかったような状態になります。
先ほど解説したようにフィルムの種類によっては、色合いが変化したり、画面が白っぽく見えたりすることもあります。
保護フィルムはディスプレイの見え方だけでなく、操作感にも影響を与えます。
保護フィルムがない状態では、画面を直接指で触れることができるため、操作感も大きく向上する印象があります。
フィルムを取り付けた状態では、タップしても反応がなくイライラする時がありました。
しかし保護フィルムが無い状態だと、画面にタッチして無反応ということは基本的にありません。
操作している時の快適さやスムーズな指の滑り具合を考えると、保護フィルムが無い方が使い勝手も良くなるのかな?という印象があります。
保護フィルムの貼り付けが難しく手間がかかるから
また保護フィルムを貼る作業も、私にとって毎回苦痛でした。
まず、新品のスマホに保護フィルムを貼り付ける時以外は、ホコリやチリを完璧に取り除くのが至難の業です。
お風呂場など、ホコリが舞いにくい場所で作業しても、なぜかどこからともなく現れる小さなホコリが現れ、それを取り除こうとセロハンテープを使えば、今度はテープの粘着質が画面に残ってしまい、また最初からやり直し…。
やっとホコリを取り除いてフィルムを貼ろうとしても、今度は位置合わせが難しい。
少しでもズレてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、タッチ感度にも影響が出ることがあります。
何度も貼り直しているうちに、フィルムが歪んでしまったり、ホコリが付着してしまったりすることもしょっちゅうでした。
もちろん以前の保護フィルムと比較して、最近のフィルムは取り付けが簡単な仕様になっているものが多く、非常に簡単に貼り付ける事が出来ます。
しかし慎重に作業をしないと、気泡が入ってしまったり、歪んでしまったりすることは未だにあります。
保護フィルムの貼り付けをしなければ、これらのストレスを感じることはなく利用できるメリットがあります。
この点はフィルムを利用しない使い方の大きなメリットと言えるかもしれません。
フィルムを貼り付けた時の微妙なズレや気泡が気になったから
先ほど体験談を紹介したように、フィルムの貼り付けは難しい時があります。
貼り付けの時に多少失敗して、まあいっか!とそのままにしておいても、毎日使っていると、その部分が気になって仕方ありません。
特に気泡が入ってしまうと、指や保護フィルムに付属のヘラで取り除こうとしても、気づいたら元に戻っていることが多々ありした。
力ずくで無理に気泡を無くそうとすると、フィルム自体が伸びたり歪む事が多かったです。
また画面とフィルムの間に入り込んだホコリやチリは、見るたびにイラッとしていました。
気泡以上に、ホコリやチリはフィルムを貼り付けた後に対処するのは難しいです。
このように保護フィルムを貼り付けた後も、上手に貼り付けが出来なかった時のイライラ感が残るのは疲れます。
細かい汚れやキズが付いた場合、定期的な交換が必要になるから
保護フィルムは、日常的に使用していると、どうしても細かい汚れやキズが付いてしまいます。
これらの汚れやキズは、画面の見栄えを損なうだけでなく、タッチパネルの感度にも影響を与える可能性があります。
\\保護フィルムが劣化するデメリット//
保護フィルムの劣化 | 影響 |
---|---|
細かい傷 | 画面の見栄えが悪くなる、タッチ感度の低下 |
汚れの蓄積 | 画面の見づらさ、指紋認証の精度低下 |
端の剥がれ | 見た目の悪化、ホコリや水分の侵入 |
このように保護フィルムが劣化するとさまざまなデメリットが発生します。
定期的に保護フィルムを交換する必要がありますが、その度に出費が必要で、取り付けの苦労もあります。
この点を考えると、保護フィルムなしでスマートフォンを使う方が使い勝手良いのでは?と感じていました。
保護フィルムをやめるデメリットとは?
このように僕自身がスマホに保護フィルムを貼るのをやめていた時期は、そのメリットの方が大きかったからからです。
一方で、保護フィルムを貼らないと、下記のようなデメリットがあると実感しました。
- 画面の破損や割れのリスクが増加する
- 日常的な使い方でも画面に傷がつきやすくなる
- 指紋や汚れが目立ちやすくなる
保護フィルムをやめたことで、画面の美しさや操作性は向上しましたが、その一方で、画面割れや傷のリスク、指紋や汚れが目立ちやすいというデメリットを実感しました。
保護フィルムを外すかどうかは、これらのデメリットを許容できるかどうかにかかっていると言えます。
もし画面の保護を最優先したいのであれば、保護フィルムを貼っておく方が安心です。
貼り付けが簡単になった保護フィルムも増えているので、僕自身は、保護フィルムを貼り付けた状態でしばらく利用しています。
下記の記事では、iPhone 15Proに保護フィルムは必要なのか?実際に使って分かったポイントを解説しています。
関連記事iPhone15に保護フィルムは必要か?【保護ガラスの必要性と選び方を徹底解説】
画面の破損や割れのリスクが増加する
まず保護フィルムを貼り付けないと、画面の破損や割れのリスクが増大します。
保護フィルムをやめてから数ヶ月後、私はスマホを誤って落としてしまいました。
保護フィルムを貼り付けていた時なら、それほど気にすることは無かったかもしれません。
しかし保護フィルムがないと、衝撃を吸収してくれるものがなく、直接画面がぶつかってしまうので、画面の割れや故障のリスクが高くなります。
その時は、画面の割れや故障などはありませんでしたが、画面の状態を確認するまでヒヤヒヤした気持ちだったのを今でも覚えています。
この経験から、保護フィルムがない状態では、画面割れのリスクが格段に高まることを痛感しました。
日常的な使い方でも画面に傷がつきやすくなる
保護フィルムを外してから、画面に細かい傷がつきやすくなったと感じています。
実際、下記の画像は僕の使っていiPhoneに付いた画面のキズです。
以前は、鍵や硬貨と一緒にポケットに入れても問題ありませんでしたが、今では細心の注意を払うようになりました。
また、カバンの中でスマートフォンが他の物と擦れて、いつの間にか傷がついていることもあります。
保護フィルムがない状態では、画面が直接外部と接触するため、このような日常的な使い方でも傷がつきやすくなることを実感しています。
指紋や汚れが目立ちやすくなる
また保護フィルムを利用しないことで、指紋や汚れが目立ちやすい点も気になります。
保護フィルムには、指紋や汚れを防止するコーティングが施されているものもありますが、フィルムがない状態では指紋や汚れが目立ちやすくなります。
明るい場所では特に指紋汚れが目立ちやすく、汚れていて汚いな!と感じる場面は多いです。
しか汚れが気にならない人は良いですが、不意に他人にスマホの画面を見せた時に汚れていると、結構印象が変わります。
汚れをきれいにするためにこまめなクリーニングが必要になり、手間に感じる人もいるでしょう。
このようにフィルムがあれば目立たない液晶画面の汚れに注意する必要がある点は、デメリットに感じます。
保護フィルムを使わない時に試したい代替手段とは?
このように保護フィルムを利用しない点にはメリットもデメリットもあります。
デメリットを避けたいけど、保護フィルムをやめることに抵抗がある方は、画面割れのリスクを少しでも減らしたいという方には、保護フィルムの代替手段も検討してみましょう。
代表的な代替手段を3つは下記の通りです。
代替手段 | メリット | デメリット | 他の保護手段との併用 |
---|---|---|---|
液体ガラスコーティング | 画面の美しさや操作性を損なわない 傷や汚れに強い | 施工費用がかかる 効果の持続期間が限られる | 保護フィルムやケースと併用可能 |
PETフィルム | 安価で手軽に入手できる 貼りやすい | ガラスフィルムに比べて耐久性が低い 傷がつきやすい | 保護フィルムやケースと併用可能 |
耐衝撃ケース | 落下や衝撃から画面を守る | スマートフォンのデザイン性を損なう場合がある、サイズが大きくなる場合がある | 保護フィルムや液体ガラスコーティングと併用可能 |
順番に解説します。
液体ガラスコーティング
液体ガラスコーティングは、ガラス繊維を含む液体を画面に塗布することで、薄いガラスの層を作り、画面を保護する方法です。
保護フィルムよりも薄く、画面の美しさや操作性を損なわないのが特徴です。
- メリット⇒画面の美しさや操作性を損なわない、傷や汚れに強い
- デメリット⇒施工費用がかかる、効果の持続期間が限られる
- 注意点⇒信頼できる業者に施工してもらう、施工後の注意点(硬化時間など)を守る
鉛筆硬度9H程度の硬度を持つものが多く、傷や汚れから画面を守ってくれます。
ただし、施工には専門的な技術が必要な場合があり、費用も数千円から1万円程度かかることがあります。
また効果の持続期間は製品によって異なり、数ヶ月から数年程度になる点も注意が必要です。
このようにフィルムよりも手間がかかりますが、本来の液晶画面に近い状態で使える点が魅力です。
ガラスフィルムより薄いPETフィルム
保護フィルムとして人気のガラスフィルムより薄いフィルムも良い選択肢です。
PETフィルムは、ガラスフィルムよりも薄くて柔軟性があり、貼りやすいのが特徴です。
- メリット⇒安価で手軽に入手できるて貼りやすい
- デメリット⇒ガラスフィルムに比べて耐久性が低い、傷がつきやすい
- 注意点⇒厚みや材質によって耐久性や指紋のつきやすさが異なるため、商品選びは大切
ガラスフィルムほどの強度はありませんが、日常的な傷から画面を守ることは可能です。
また、指紋や汚れがつきにくいようにコーティングされているものもあります。
PETフィルムは、安価で手軽に入手できる点が魅力ですが、ガラスフィルムに比べて耐久性が低く、傷がつきやすいというデメリットもあります。
耐衝撃ケース
他にもケースに注意することで、フィルム無しで利用する方法もあります。
例えば耐衝撃ケースは、スマートフォンを落下や衝撃から守るためのケースで、画面の保護力もあります。
- メリット⇒落下や衝撃から画面を守ることができる
- デメリット⇒スマフのデザイン性を損なう場合がある、サイズが大きくなる場合がある
- 注意点⇒米軍MIL規格準拠など、信頼できる規格を満たしているものを選ぶ
ケースの素材や構造によって、保護性能は異なりますが、画面が直接地面にぶつかるのを防ぎ、画面割れのリスクを軽減できます。
耐衝撃ケースは、保護フィルムと併用することで、より高い保護効果が期待できます。
しかし、ケースの種類によっては、スマートフォンのデザイン性を損なったり、サイズが大きくなったりする可能性があります。
保護フィルムの代替手段は、保護フィルムに比べて画面の美しさや操作性を損なわずに、画面を保護できるというメリットがあります。
しかし、保護フィルムほどの強度はないため、画面割れのリスクは高くなる点には注意が必要です。
まとめ
僕が保護フィルムをやめた理由を紹介しました。
保護フィルムを貼り付けるor使わずに利用するのは、それぞれメリットとデメリットが存在します。
\\保護フィルムのメリットとデメリット//
項目 | 保護フィルムあり | 保護フィルムなし |
---|---|---|
画面の美しさ | フィルムの種類によっては劣る | 本来の美しさを楽しめる |
操作性 | フィルムの種類によっては劣る | スムーズな操作感 |
画面保護 | 優れている | 劣る |
費用 | 定期的な貼り替え費用が必要 | 不要 |
環境負荷 | プラスチックゴミの発生 | 軽減 |
指紋・汚れ | 目立ちにくい | 目立ちやすい |
もちろんスマートフォンの画面ガラスの進化により、保護フィルムの必要性は以前よりも低下していると言えるでしょう。
しかし、画面割れのリスクや傷つきやすさなど、保護フィルムを外すことによるデメリットも存在します。
画面の美しさや操作性を重視する方にとっては、保護フィルムを外すことは大きなメリットとなるでしょう。
一方、落下や傷のリスクを最小限に抑えたい場合は、保護フィルムや耐衝撃ケースなど、適切な保護手段を講じることが大切です。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身のニーズに合ったものを選びましょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね!