この記事は、水拭きできるロボット掃除機のデメリットはカビ?やっぱりいらない?実際に使って分かった注意点を解説している記事です。
水拭き機能のついたロボット掃除機が欲しいんだけど、いらない!って評判も聞くし、カビ生えるとか聞くと悩むんだけど、実際どうなの?
と言う疑問に答えます。
最近は吸引や掃き掃除以外に、水拭きも機能がついたロボット掃除機が非常に人気があります。
しかし吸引や掃き掃除以外に、水拭き機能のついたロボット掃除機にはデメリットがあるんじゃない?って気になると思います。
そこでこの記事では、実際に水拭き機能のついたロボット掃除機を利用している経験から、デメリットや注意点を解説していきます。
水拭き機能のついたロボット掃除機のデメリットが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
水拭きできるロボット掃除機はいらない?【使って分かったポイントを考察】
まず最初に水拭きできるロボット掃除機を使ってきた経験から、いる?いらない?について考察していきます。
水拭きできるロボット掃除機は、トータルで考えると非常に満足度が高い点は非常に良いと思います。
- ロボット掃除機の掃除能力は高いので、安心して任せられる
- 水拭きも満足できる水準で、床がピカピカになる
- ロボット掃除機本体の掃除やメンテナンスが必要で、その部分は正直手間がかかる
- 特にモップやダストボックスの掃除は必須で、匂いやカビの原因になる
その反面、掃除した後、ロボット掃除機本体の掃除やメンテナンスが必要など、手間が必要な部分があります。
特に水拭きできるロボット掃除機だと、モップ部分やドック本体のモップを乾燥させるプレートの掃除は必須です。
水拭きできるロボット掃除機の場合は、自動で乾燥する機能がついているので、すぐにカビが発生することは無いでしょう。
しかしモップ部分に付着したチリや埃が徐々にドッグ本体に付着していき、それが匂いやカビの原因になるような印象があります。
このためメンテナンスをしっかり行わないと、水拭きを行うブラシの部分がカビたり、匂いが出るなどの心配はあります。
つまり、完全に放置したまま水拭き機能を使うのはおすすめできないかな?という印象です。
トータルで言うとロボット掃除機は満足度が高く、いらない!と思ったことはありませんが、本体の掃除やメンテナンスが必要な点は理解しておいた方が良いと感じました。
水拭きできるロボット掃除機のデメリットはカビ?【実際に使って分かった注意点を徹底解説】
次に水拭きできるロボット掃除機のデメリットをより掘り下げて解説していきます。
実際に使って感じたデメリットは下記のとおりです。
- 水拭きする時に洗剤を利用して掃除ができない
- カーペットや畳も水拭きする可能性がある
- 段差を乗り越える性能が低い場合がある
- 水拭き掃除の後に床が乾くまで少し待つ必要がある
- 水拭き後のモップのカビや匂いが心配
では具体的に水拭きできるロボット掃除機のデメリットについて解説していきます。
水拭きする時に洗剤を利用して掃除ができない
まず最初に感じたことは、水拭きする時に洗剤を利用して掃除ができない点です。
ブラーバなど水拭き専用のロボット掃除機は、洗剤を利用して拭き掃除が可能ですが、兼用タイプのロボット掃除機は基本的に洗剤が利用できません。
そのためフローリング用の洗剤などを利用して、汚れをしっかりと掃除することが出来ない点はデメリットに感じます。
ひどく汚れている部分だけ人の手で掃除をして、残りの部分はロボット掃除機にお任せすると言う使い方をすれば、特に気になることはありません。
しかし普段から洗剤を利用して床掃除がしたい場合は、水拭き専用のロボット掃除機を選んだ方が良いかも知れません。
カーペットや畳も水拭きする可能性がある
次のデメリットは、水拭きして欲しくないカーペットや畳も水拭きする可能性がある点です。
購入したロボット掃除機の性能に左右されますが、カーペットや畳を認識できないと、水拭きしてしまう点はデメリットに感じます。
そのため、水拭き禁止エリアなどを設定できるロボット掃除機を選んだ方が、このような心配は少なくなるでしょう。
もちろんロボット掃除機の機種によって、しっかりとカーペットや畳を認識して避けることが可能なモデルが多いです。
しかし、カーペットを敷いている範囲が広い場合や、吸着タイプのカーペットを様々な場所で利用している場合は、注意が必要です。
段差を乗り越える性能が低い場合がある
次に水拭き兼用のロボット掃除機は、段差を乗り越える性能が低い場合がある点がデメリットです。
と言うのもモップを床に押し付けて移動する仕組みのため、段差を乗り越える能力が低いという特徴があります。
そのため、水拭き兼用のロボット掃除機を購入するときは、どれぐらいの段差は乗り越えられるのか?使用する部屋の仕切りやレールの高さはしっかりと確認すると良いでしょう。
他にも毛の長いカーペットを利用している場合、掃除中に動けなくなってしまう可能性もゼロではありません。
このように水拭き兼用のロボット掃除機は、部屋の状況によって、苦手な場面があるのは注意が必要です。
水拭き掃除の後に床が乾くまで少し待つ必要がある
次のデメリットは、水拭き後に床が乾くまで少し待つ必要がある点です。
個人的に気がついた点ですが、ロボット掃除機で水拭きした後は床が少し濡れています。
そのため掃除終了後に家具などを戻す作業は、フローリングが乾いてから行う必要があります。
もちろん時間で言うと、長くても10分程度で床は乾くと思います。
しかしロボット掃除機で吸引や掃き掃除を行なった場合と比較すると、少し時間が必要な点は注意が必要です。
水拭き後のモップのカビや匂いが心配
最後のデメリットとしては、水拭きをした後のモップのカビや匂いが心配な点です。
こちらもロボット掃除機の機種によって異なりますが、掃除をした後にモップのメンテナンスが必要です。
掃除をした後のモップをそのままにしておくと、カビや匂いが発生する場合があります。
またモップ本体も、定期的に交換してあげないと、水拭きの性能が下がってしまう場合も多いです。
このように吸引や掃き掃除専用のロボット掃除機に比べて、メンテナンスや交換のコストが必要な点には注意が必要です。
水拭き機能の付いたロボット掃除機のおすすめはどれ?【Narwal Freoがいちばん優秀です】
では水拭き兼用のロボット掃除機のおすすめはどれなのか?解説していきます。
おすすめの水拭き兼用のロボット掃除機は、Narwal Freoです。
Narwal社は、世界で初めてモップの自動洗浄機能を搭載したロボット掃除機を発売したメーカーで、日本でも販売を開始した新しいメーカーです。
そのNarwal社の最新モデルであるNarwal Freoは、下記のような特徴を備えているため、水拭き専用ロボット掃除機のデメリットが非常に小さくなっています。
- 本体を収納するステーション部分でモップの自動洗浄と乾燥を行なってくれる
- 水拭き利用時に3段階の水量や圧力を自動で変更してくれる
- LDSレーダー+赤外線障害物センサーを搭載していてカーペットや畳の認識能力が高い
- 最大2cmまで段差を乗り越えることができる
- ロボット掃除機の稼働中やモップの洗浄や乾燥中でも音が静か
何よりモップの自動洗浄から乾燥まで行ってくれるため、常にモップをキレイな状態に保つことが可能です。
モップの自動洗浄や乾燥は、本体を収納するステーション部分で行ってくれて、キレイな水と汚れた水が入るタンクが2つ収納してあります。
キレイな水を入れるタンクに水を入れておくだけで、自動的に汚れた水は隣のタンクに移っていきます。
モップのメンテナンスは基本的に不要なので、水拭き兼用のロボット掃除機としては、非常に高性能だと思います。
ただし吸引や掃き掃除用のダストボックスは自分で掃除する必要がある点は、少し残念に感じます。
しかしモップのメンテナンスが手軽で、掃除能力が高いロボット掃除機を探している場合は、非常におすすめです。
Narwal Freoの製品仕様
商品名 | Narwal Freo |
型番 | YJCC012 |
本体カラー | ホワイト |
マッピング機能 | ○ |
水拭き機能 | ○ |
自動給水/モップ洗浄/乾燥 | ○ |
走行パターン | マッピング走行 |
清掃エリア | 自動/エリア指定/カスタム |
マッピングシステム | LDSレーダー |
障害物検知/回避システム | LDSレーダー+赤外線障害物センサー |
テールスイング機能 | ○ |
落下防止センサー | ○ |
乗り換え可能な段差 | 2cm/モップ付き:2cm |
最大吸引力 | 3000Pa |
吸引力調整 | 自動/手動 |
騒音レベル | 掃除 53dB~63dB 水拭き 48dB 掃除&水拭き同時 57dB |
最大稼働時間 | 180分 |
自動充電/再開 | ○ |
吸引口タイプ | 上下可動式メインブラシ |
サイドブラシ | 左右両方 |
ダストボックス容量 | 480ml |
フィルター水洗い可否 | 可 |
標準搭載モップシステム | 回転式 |
水タンク容量 | 8550ml (浄水4500ml/汚水4050ml) |
自動給水 | ○ |
水拭き時水量調整 | 3段階 |
水拭き圧力調整 | 3段階 (フローリング 7N/タイル 12N/石の床 7N) |
汚れ感知機能 | ○ |
最大稼働時間 | 180分 |
カーペット回避 | 厚み2cm/毛の長さ0.7cm |
洗濯可能モップ | ○ |
タッチパネル操作 | ○ |
ステーション種類 | 全自動クリーニングステーション |
モップ洗浄時 騒音レベル | 洗浄時 64dB 乾燥時 静音 39dB/43dB |
フル充電所要時間 | 150分 |
掃除ロボット電源 | リチウムイオン電池 |
バッテリー容量 | 5200mAh |
充電台電源 | 100-240V-50/60Hz |
定格出力 | 45W |
製品サイズ | 本体 350x350x106mm セット 415x370x435mm |
製品重量 | 本体 4.5kg ステーション 8.75kg |
梱包サイズ | 455x408x650mm |
梱包重量 | 17.5kg |
下記の記事では、モップの自動洗浄や乾燥が可能なロボット掃除機のNarwal Freoについて詳しくレビューしています。
関連記事Narwal Freo(ナーワルフレオ)をレビュー【口コミは本当か?実際に使って分かったポイント解説】
まとめ
水拭き機能のついたロボット掃除機のデメリットはカビ?について解説しました。
水拭きできるロボット掃除機は、吸引や掃き掃除専用のモデルや水拭き専用モデルと比較して、デメリットは存在します。
- 水拭きする時に洗剤を利用して掃除ができない
- カーペットや畳も水拭きする可能性がある
- 段差を乗り越える性能が低い場合がある
- 水拭き掃除の後に床が乾くまで少し待つ必要がある
- 水拭き後のモップのカビや匂いが心配
しかし水拭き兼用のロボット掃除機を使ってみると、全てお任せするだけでフローリングがピカピカになり、部屋全体がキレイな状態に保てるメリットの方が大きいです。
しかも最近は、水拭き兼用のロボット掃除機の種類が増えているため、吸引や掃き掃除のみのロボット掃除機より使い勝手が良いでしょう。
そんな水拭きできるロボット掃除機を買うならNarwal Freoが高性能です。
何よりモップの自動洗浄や乾燥を行ってくれるので、普段の掃除が手軽になります。
音も静かなので、夜間や早朝などに利用しても近所迷惑になることがない点も良いポイントだと思います。
水拭きできるロボット掃除機は、1台で床のゴミ掃除から水拭きまで全て行ってくれる点は非常に便利だと思います。
水拭きできるロボット掃除機のデメリットを理解しつつ、選んでみると良いと思います。
ぜひ参考にしてみてください!