この記事は、吸盤がくっつかない!すぐに落ちる原因と対処法、吸盤を強力にする方法を紹介している記事です。
吸盤がくっつかなくて落ちて悩んでるんだよね、吸盤を落ちなくする方法や復活させる方法が詳しく知りたいな!
という疑問に答えます。
吸盤は便利で使い勝手が良いですが、古いとすぐに落ちたり、くっつかないなど不満点が多いのも事実です。
しかも、吸盤を利用していて落下した時に大きな音が出るとビクッとなるし、ぶら下げた物が壊れる可能性もあります。
そこでこの記事では、落ちる!つかない!はがれる吸盤を強力にする方法と、簡単に吸盤を復活させる方法を紹介していきます。
吸盤を強力にする方法や復活方法が知りたい人は、ぜひ参考にして下さい。
吸盤がくっつかない!すぐに落ちる原因とは?
そもそも吸盤がくっつく原理は、吸盤と接着面の間を真空状態にすることによって強い吸着力を生み出し、吸盤を固定させます。
しかしこの真空状態が完全でない場合、つまり空気が微量でも侵入すると、吸盤は簡単にその場所から落下してしまいます。
例えば、バスルームでシャワーフックが落ちてしまったり、キッチンで吸盤式のタオルハンガーが定位置に留まらなかったりすると、日常生活に小さなストレスが生じます。
さらに吸盤が落ちることで物が散乱し、場合によっては壊れてしまうこともあり、ユーザーのイライラは増大します。
ではどうして吸盤が落下してしまうか?というと、吸盤や接着面の汚れが原因のことが多いです。
カビや油分、ホコリが吸盤と壁面との間に入り込むと、真空状態を保てなくなり吸盤はうまく接着しなくなります。
また、長期間同じ場所に吸盤を設置していると、重力の影響で吸盤が徐々に変形し、真空状態を保てなくなることもあります。
このように吸盤が落下する原因は、吸盤と壁面との間に隙間ができてしまうことから発生します。
ではこれらの問題を解決するための具体的な方法にはどんなものがあるのか?次の項目で詳しく解説していきます。
吸盤がくっつかない!すぐに落ちる時の基本的な対処法
では落ちる!つかない!はがれる吸盤を落ちなくする方法から紹介します。
そのため、下記の⑥つのポイントを理解することで、吸盤を強力にすることが可能です。
- 吊り下げる重さを確認する
- 水につけて隙間を無くす
- ハンドクリームをつけて隙間を無くす
- 吸盤にビニールテープを貼る
順番に解説します。
吊り下げる物の重さを確認する【耐荷重量を確認しよう】
まず最初に確認したいのは、吊り下げる物の重さを確認することです。
そもそも吸盤には、吊るせる重さ(耐荷重量)があります。
この耐荷重量を超えてしまうと真空に保ちにくくなり、落ちやすくなります。
そのため、吸盤を利用する前に、吊るす物の重さの確認は重要です。
耐荷重量が分からない場合は、吸盤が大きい方が耐荷重量が大きいと考えましょう!
水につけて隙間を無くす
次に吸盤を落ちなくする方法として、水を利用する方法があります。
水を利用すると吸盤と壁の間を真空に保ちやすくなるので、くっつきにくい場所でも試してみる価値があります。
やり方としては簡単で、吸盤に水分を含ませてから貼り付けるだけでOKです。
この時に取り付ける場所も同じように水をつけると、より効果がアップします。
一番手軽な方法なので、最初に試してみたい方法です。
ハンドクリームをつけて隙間を無くす
水を利用しても吸盤が落ちる時は、ハンドクリームを試してみましょう。
ハンドクリームは、水に比べて揮発するスピードが遅い特徴があります。
そのため、吸盤と壁との隙間を長い時間に渡って埋めてくれます。
水を利用してもくっつきにくい場所でも、ハンドクリームを利用すると上手くいく場合があります。
ただし、壁面に跡が残る場合があるので、貴重な家具等に使用するときは注意しましょう。
吸盤にビニールテープを貼る
また水やハンドクリームの場合は、揮発して吸着力が落ちる場合があります。
その場合は、吸盤にビニールテープを貼り付けてみましょう。
ビニールテープを貼り付けると、吸盤や壁紙の凹凸をなくす事ができるようになります。
すると吸盤と壁面の間の真空状態を保ちやすくなるため、吸盤が張り付いたままになりやすいです。
ビニールテープを利用する時は、1枚の幅広のテープを利用するのがポイントです。
水やハンドクリームでは上手に張り付かない場合は、是非試してみましょう。
さらに吸盤を強力にして貼り付ける方法
次に上記の方法を利用しても吸盤が落ちる時に試したい方法を紹介します。
吸盤と壁面との間の真空状態をより強力にする2つの方法です。
- 吸盤専用の補助版を利用する
- ペースト状の吸盤補助版ピタッ!とPeelを試す
順番に解説します。
吸盤専用の補助板を利用する
また吸盤専用の補助版を利用する方法もあります。
吸盤がくっつきにくい場所で一番効果があるのが、吸盤専用の補助版を利用することです。
吸盤専用の補助版は水やハンドクリーム、ビニールテープに比べて、非常に効果的な方法です。
吸盤補助版は、吸盤を貼り付けるための専用の素材で作られています。
そのため、ポコポコ・ザラザラした壁紙でも平面を作ることが可能、吸盤の吸着力を強化することが出来ます。
吸盤専用の補助版は様々発売されていますが、おすすめはスーパー補助板です。
剥がしやすいタイプでなので、賃貸の部屋などでも安心して利用することが出来ます。
価格も安価なので、まず使ってみたい吸盤補助版です。
ペースト状の吸盤補助版のピタッ!とPeelを試す
また吸盤補助版は大きさが決まっているので、サイズによっては合わない点がデメリットです。
その点で、ペースト状のピタッ!とPeelなら、自由にサイズを変えられるので便利です。
しかも普通の吸盤補助版に比べて、一度購入すると何回も利用できるコスパの良さも魅力です。
取り外す時に壁面を傷つけにくい点も優れています。
水回りでも利用できるので、汎用性が高い吸盤補助版を探している人におすすめです。
下記の記事では、吸盤を壁紙につけたい時の対処法やでこぼこでも貼れる両面テープをまとめて解説しています。
関連記事でこぼこの壁紙に吸盤をつけたい時の対処法【キレイに剥がせるおすすめ商品を徹底解説】
古い吸盤の吸着力を復活させる方法
次に古い吸盤を復活させる方法を紹介します。
古い吸盤は、固くなり柔軟性が悪くなっていたり、変形しているため壁との間を真空に保てない場合が多いです。
そのため、下記の③つの方法を試してみるのがおすすめです。
- 吸着面を水洗いしてゴミを取り除く
- 熱湯につけて吸着力を復活させる
- 電子レンジで加熱する
順番に解説します。
吸着面を水洗いしてゴミを取り除く
まず最初に、吸着面のゴミを取り除きましょう。
古い吸盤は吸着面が汚れている場合が多いので、その部分をキレイに掃除しましょう。
そもそも吸盤は壁面との間を真空にすることで張り付いています。
そのためホコリやごみで吸盤が汚れていると、上手に張り付くことが出来ません。
そのため水洗いするなど、汚れを落としてあげるだけで、吸盤の吸着力が復活する可能性があります。
パッと見ただけでは汚れが見えない場合も多いので、まずは汚れをしっかりと落としましょう。
熱湯につけて吸着力を復活させる
吸盤の汚れを落としても古い吸盤が復活しない場合は、次の方法を試してみましょう。
古い吸盤は形が変形している場合があり、うまく壁面に吸着することが出来ません。
そのような時は熱湯につけ、しばらく放置して形を元に戻してあげましょう。
こうするだけで、形が変形したり平べったくなっていた吸盤が本来の形状を取り戻し、吸着力が復活させることが可能になります。
ただし吸盤の劣化が激しい場合は、熱湯につけても本来の吸着力が復活しない場合もあります。
その場合は諦めて新しい吸盤を購入したほうが、手軽かもしれません。
電子レンジで加熱する
また熱湯につける以外に、電子レンジで加熱する方法があります。
そもそも吸盤は加熱することによって、形状を元に戻すことが可能です。
そのため電子レンジを利用して加熱するのも一つの手です。
ただし電子レンジを使う場合は、フックの部分が金属製であったり溶けやすい素材だと、電子レンジを痛める可能性があります。
そのため、個人的にはあまりおすすめできない方法で、熱湯を利用したほうが良いのかな?と思います。
まとめ
くっつかない!落ちる!はがれる吸盤を強力にする方法と、古い吸盤を復活させる方法を紹介しました。
そのそも吸盤は壁との間を真空に保つことで張り付いています。
そのため壁面との隙間を無くすことが一番のポイントです。
- 吊り下げる重さを確認する
- 水につけて隙間を無くす
- ハンドクリームをつけて隙間を無くす
- 吸盤にビニールテープを貼る
- 吸盤専用の補助版を利用する
- ペースト状の吸盤補助版ピタッ!とPeelを使ってみる
耐荷重量があっていない場合は落下する可能性が高いので、まずは確認することが大切です。
また吸盤に凹凸が多い場合は、吸盤用の補助版を利用するのがおすすめです。
他にも吸盤が古い場合は、下記の吸盤を復活させる方法を試してみましょう。
- 吸着面を水洗いしてゴミを取り除く
- 熱湯につけて吸着力を復活させる
- 電子レンジで加熱する
これらの方法を試してみると、吸盤が落ちる!という悩みは解決するでしょう。
是非参考にしてみて下さいね!