この記事はコマンドフックで壁紙が剥がれる!落ちる!時の対処法を解説している記事です。
コマンドフックを利用したら、落ちて壁紙が剥がれちゃったんだけど、どうすればいいのかな?
という疑問に答えます。
コマンドフックは凹凸のある場所でも利用できて、非常に便利な両面テープです。
しかしコマンドフックは正しい使い方をしないと、「せっかく部屋をおしゃれに飾ったのに…」とか「壁紙が剥がれて、賃貸物件の壁を傷つけてしまった…」となってしまう場合があります。
そこでこの記事では、なぜコマンドフックが剥がれるのか?その原因やしっかりと壁に固定する方法と、万が一剥がれてしまった場合の対処法まで、詳しく解説していきます。
コマンドフックに興味がある人はぜひ参考にしてみてください。
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コマンドフックで壁紙が剥がれる原因とは?
まず最初にコマンドフックで壁紙などが剥がれる原因から解説していきます。
コマンドフックが剥がれる原因は、大きく分けて4つあります。
- 壁紙の種類との相性が悪い
- 貼り付け方が間違っている
- 耐荷重を超えている
- その他の要因
それぞれの原因について、順番に解説していきます。
壁紙の種類との相性が悪い
まず大前提として、コマンドフックは、すべての壁紙に適しているわけではありません。
特に以下の種類の壁紙は、コマンドフックとの相性がよくありません。
- 和紙壁紙:伝統的な和室などによく使われる和紙壁紙は、表面が柔らかく、粘着力が弱いため、コマンドフックが剥がれやすくなります。
- 土壁:土壁は表面がザラザラしており、粉が落ちやすいため、コマンドフックがしっかりと固定できません。
- 機能性壁紙:消臭や調湿などの機能を持つ特殊な壁紙は、表面にコーティングが施されていることが多く、コマンドフックの粘着力が十分に発揮されない場合があります。
- 凹凸のある壁紙:凹凸が激しい壁紙は、コマンドフックの粘着面が壁紙に密着しにくく、剥がれやすくなります。
これらの壁紙の場合はコマンドフックがすぐに落下する可能性があるので、注意しましょう。
貼り付け方が間違っている。
またコマンドフックを貼り付ける時に間違った方法で貼ると、剥がれやすくなります。
正しい貼り付け方を知らずに、適当に貼ってしまっていると、コマンドフックはすぐに剥がれてしまいます。
そのため下記の方法で順番に貼り付けると落下しにくくなります。
貼り付ける前に中性洗剤やアルコールを使って、貼り付け面の汚れ、ホコリ、油分をしっかりと落とします。
クリーニングクロスや柔らかい布を使用し、壁紙を傷つけないよう注意しましょう。
まずコマンドフックの裏面にある保護シールをはがし、壁紙に対して垂直に押し付けます。
その後、上から下に向かって、しっかりと押し付けて、気泡が入らないよう、端からゆっくりと押し出すように貼り付けるだけです。
貼り付けた後、少なくとも30秒から1分程度、しっかりと押し続けます。
室温が低い場合(15℃以下)は、粘着力が弱くなる可能性があるため、暖房を入れるなどして室温を上げてから貼り付けましょう。
このようにしてコマンドフックを貼り付けることで剥がれにくくなります。
耐荷重を超えている
またコマンドフックが耐えられる耐荷重も重要なポイントです。
耐荷重を超えるものを掛けると、コマンドフックが剥がれてしまう可能性が高くなります。
小型のコマンドフックは約450g未満など、それぞれ耐荷重が定められています。
重すぎるものを掛けると、コマンドフックが剥がれるだけでなく、掛けているものが落下して破損したり、床を傷つけたりする危険性があります。
そのためコマンドフックを使用したい荷物によってコマンドフックを選ぶと、剥がれにくくなります。
その他の要因
上記以外にも、以下のような要因がコマンドフックの剥がれに影響を与える可能性があります。
直射日光や高温多湿な環境など、直射日光が当たる場所や、浴室近くなどの湿気の多い場所では、粘着力が低下しやすくなります。
できるだけ直射日光を避け、湿気の少ない場所にコマンドフックを使用しましょう。
またどんなに優れた粘着剤でも、時間とともに粘着力は低下していきます。
定期的に点検し、粘着力が弱くなっていると感じたら、新しいものに交換することをおすすめします。
これらの原因を理解し、適切な対策を取ることで、コマンドフックの剥がれを防ぐことができます。
次のセクションでは、具体的な対策方法について詳しく解説していきます。
コマンドフックが剥がれずにしっかり貼る方法
ここからは、コマンドフックを確実に成功させるための具体的な対策をご紹介します。
下記の方法を実践すれば、コマンドフックが剥がれて困ることが少なくなります。
- 適切なコマンドフックを選ぶ
- 貼り付け面をキレイにする
順番に解説します。
適切なコマンドフックを選ぶ
まず最初に重要なのは、使用する壁紙や用途に合った適切なコマンドフックを選ぶことです。
コマンドフックは非常に種類が豊富なので、最適なものを選ぶことが重要です。
特に壁紙用に開発されたコマンドフックは、通常のものよりも粘着力が強く、壁紙を傷つけにくい設計になっています。
和紙壁紙や機能性壁紙など、デリケートな壁紙に使用する際はこのタイプを選びましょう。
湿気の多い場所用や、屋外用など、特殊な環境に適したコマンドフックもあります。
使用環境に合わせて、適切なタイプを選択することで剥がれるリスクを大幅に減らすことができます。
貼り付け面をキレイにする
コマンドフックの粘着力を最大限に引き出すためには、貼り付け面の適切な処理が欠かせません。
以下の手順で、コマンドフックを貼り付ける前にキレイにしましょう。
中性洗剤を薄めた水溶液や、アルコールを使用して、貼り付け面をきれいに拭きます。
柔らかい布やスポンジを使い、壁紙を傷つけないよう注意しながら丁寧に汚れを落とします。
クリーニング後は、完全に乾燥させることが重要です。
自然乾燥でもよいですが、急ぐ場合はドライヤーの冷風を使って乾燥させますが、壁紙から20cm以上離し、熱で壁紙を傷めないよう注意しましょう。
完全に乾燥したら、アルコールを染み込ませた綿棒やティッシュで、貼り付け面を軽く拭きます。
これにより、肌の脂など、目に見えない油分も除去することができ、念入りに掃除したい時に有効です。
アルコールで拭いた後は、再度完全に乾燥させます。
この段階で急ぐと、アルコールが残っていて粘着力が弱くなる可能性があるので、十分に時間をかけましょう。
これらの手順を丁寧に行うことで、コマンドフックの粘着面が壁紙にしっかりと密着し、剥がれにくくなります。
コマンドフックで壁紙が剥がれた!どうすればいい?【2つの補修方法】
まず最初にコマンドフックで壁紙が剥がれた時の対処法から紹介します。
コマンドフックで壁紙が剥がれてしまった場合、下記のような対処法があります。
- 軽度の剥がれの場合⇒壁紙用のりを使用する
- 重度の剥がれの場合⇒補修セットを利用して直そう
順番に解説します。
軽度の剥がれの場合
壁紙がわずかに剥がれただけの軽度な場合は、以下の方法で自己修復が可能です。
まず剥がれてしまった壁紙が利用可能な状態なら、ノリを使って貼り付けましょう。
貼り付けた後にしっかりと圧着するのがポイントで、ジョイントローラーなどがあると便利です。
ホームセンターなどでよく見かける下記のような商品を使うと便利です。
専用のノリもセットになっているので、自宅にある材料を利用するよりも綺麗に貼り付けが可能です。
注意点としては壁紙の素材によってはうまく貼り付けられない可能性があるので、必ず事前にテストしてから行ってください。
重度の剥がれの場合
壁紙が大きく剥がれてしまった場合や、破れてしまった場合は、補修セットを利用するのが便利です。
例えば下記のような補修セットなら、凹凸のある壁紙も補修が可能です。
基本的にはこのような方法で壁紙を補修すると良いでしょう。
特に賃貸の場合は、壁紙が剥がれたけどどうしよう!って思う時があると思います。
しかし賃貸物件の多くは引っ越しの時に壁紙を貼り替えるケースが多いので、そこまで気にしなくても良いのかな?と思います。
コマンドフックを買うならどれがいい?【おすすめシリーズを徹底解説】
最後に3Mコマンドのおすすめシリーズを紹介していきます。
様々な用途に合わせて利用することが出来ます。
- コマンドタブ⇒ベーシックなテープ
- コマンド フック⇒フック付きのテープ
- コマンド フック コード用⇒コード専用のテープ
- コマンド コードクリップ⇒配線をきれいにするテープ
- コマンド ファスナー⇒小物類を固定するテープ
順番に解説します。
コマンド タブ【ベーシックな両面テープ】
まず最初に紹介するのが『コマンド タブ』です。
ベーシックな両面テープで、様々な部分で使うことが出来ます。
Sサイズ・Mサイズ・Lサイズと3つの種類があるので使い方に応じて変えることが出来ます。
その他にも、透明なタイプや浴室用など種類が本当に充実しています。
シリーズの基本となるテープなので、使い勝手が良いでしょう。
コマンド フック【フック付きの両面テープ】
次に紹介するのが『コマンド フック』です。
ものを吊り下げる事が可能なフック式の両面テープです。
フックには様々な種類があり、汎用・カレンダー用・小物用などの種類があります。
両面テープを取り付けて、さらに物を下げたい時におすすめです。
コマンド フック コード用【コード専用の両面テープ】
次に紹介するのが『コマンド フック コード用』です。
コード専用の両面テープで、コードを整理する時に便利です。
具体的には延長コードをきれいに配線したい時に便利です。
他にもLANケーブルなどの配線も利用可能で、部屋の中が非常にすっきりとします。
個人的に、3M コマンドシリーズの中で一番使っている製品です。
コマンド コードクリップ【配線をきれいにするテープ】
次に紹介するのが、『コマンド コードクリップ』です。
スマホの電源ケーブルなどをきれいにまとめることができます。
特にスマホの電源ケーブルなどをきれいに整理出来るので、非常に便利です。
ベーシックな丸い形の他に、葉っぱの形や犬の肉球の形をした物まであります、選びやすい点もメリットです。
テーブルやデスクの上で使うと、整理出来て、さらに華やかです。
コマンド ファスナー【小物類を固定する両面テープ】
最後に紹介するのが『コマンド ファスナー』です。
小物類をカチッと固定することが出来ます。
まるでファスナーのように固定できるので、額縁の固定や小物の整理に便利です。
しっかりと固定できますが、コマンドフックらしい取り外しも簡単な点も魅力です。
カチッと固定したいものがある時に非常に便利です。
コマンドフックを利用する前に知っておきたい注意点【Q&A】
最後にコマンドフックを利用する前に知っておきたい注意点を解説していきます。
簡潔にQ&A形式で紹介します。
コマンドフックを利用すべきでない場所はある?
賃貸の部屋など、絶対に壁紙を傷つけたくない場合は、避けた方が良いでしょう。
3Mってどこの国?
1902年に米国ミネソタ州ツーハーバーで設立された化学・電気素材メーカーです。
コマンドフックはどこで買える?
Amazonや楽天などのネットショップだけでなく、ホームセンターや一部のスーパーなどで購入可能です。
まとめ
コマンドフックで壁紙が剥がれる!落ちる時の対処法をまとめました。
コマンドフックが剥がれる原因は下記の通りです。
- 壁紙の種類との相性が悪い
- 貼り付け方が間違っている
- 耐荷重を超えている
- その他の要因
特に壁紙との相性の悪さや不適切な貼り付け方は落下する大きな原因になります。
また耐荷重オーバーや環境要因(直射日光、湿気)などにも注意しましょう。
これらの原因を避けて、壁紙が剥がれるのを防ぐには適切なコマンドフックの選択や貼り付け面の丁寧な処理が重要です。
また壁紙が剥がれてしまったときの修理方法としては、ダメージの大きさによってやり方が異なります。
- 軽度の剥がれの場合⇒壁紙用のりを使用する
- 重度の剥がれの場合⇒補修セットを利用して直そう
コマンドフックは、使い方次第で非常に便利なアイテムです。
この記事で紹介した方法を実践すれば、壁紙を傷つけることなく、安全かつ効果的にコマンドフックを使用することができるハズです。
ぜひ自分の使い方に合わせて、参考にしてみてくださいね!