この記事は、僕がスタンディングデスクをやめた理由を解説している記事です。
昇降タイプのデスクを利用すると、立ったり座ったりしながら仕事が出来て便利かな?って思うんだけど、実際はどうなのかな?
と言う疑問に答えます。
椅子に座らずに、立ったままパソコン作業が出来るスタンディングデスクは、快適な作業環境を作るのに効果的と言われています。
僕自身もその点に魅力を感じて、昇降出来るタイプのデスクを利用していましたが、結果として普通のデスクに買い替えてしまいました。
そこでこの記事では、僕がスタンディングデスクやめた理由を解説しつつ、スタンディングデスクの効果もまとめて解説します。
僕がスタンディングデスクをやめた理由が知りたい人は、是非参考にしてみてください。
僕がスタンディングデスクをやめた理由【⑤つのデメリットや悪影響がある】
スタンディングデスクは、近年注目を集めているオフィス家具の一つで、座りっぱなしによる健康リスクを軽減し、集中力向上や運動不足解消などの効果が期待できるとされています。
私も実際にスタンディングデスクを購入し、数ヶ月間使用していましたが、残念ながら使用を断念しました。
思うように効果を実感できず、結局は普通のデスクを再び購入して利用するという結果になっています。
なぜなら数ヶ月間利用してみると、下記のデメリットが思った以上に大きかったからです。
- 長時間立ったまま作業すると疲れる
- 座って作業するよりも集中力が持たない
- 腰や膝などが痛くなる
- 運動不足の解消にはならない
- デスクを動かすのが手間と感じるようになった
実際に使用してみて自分に合っていないと感じたら、無理に使用を続ける必要はありません。
スタンディングデスクを使用する際には、自分の体格や体調に合った高さに調整し、こまめに座ったり立ったりするなど、長時間立ち続けすぎないように注意することが大切です。
また、スタンディングデスクは運動不足解消のための万能薬ではないことを理解し、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動や、筋トレなどの無酸素運動と併せて行うようにしましょう。
それでは順番に私がスタンディングデスクをやめた理由について、具体的な事例を交えながら詳しく紹介します。
長時間立ったまま作業すると疲れる
長時間立ったまま作業すると疲れる
スタンディングデスクの最大のメリットの一つは、座りっぱなしによる腰痛や肩こりを解消できることです。
しかし実際には長時間立ち続けると、足腰や膝に負担がかかり、逆に疲労が溜まってしまうことがあります。
私の場合、スタンディングデスクを使い始めて数ヶ月は、確かに腰痛や肩こりは改善されました。
しかし、1時間以上立ち続けると足がむくんだり、膝が痛くなったりするようになりました。
このように、体の不調を感じると、集中力も途切れやすく、作業効率が低下してしまうような印象を受けました。
特に集中して長時間同じ姿勢で作業する場合、血流が悪くなり、さらに疲労感が増してしまう印象があります。
私の場合は資料作成など、集中力を必要とする作業を長時間行うと、立ち続けるのが辛くなり、休憩を頻繁に挟まなければならなくなりました。
そのため、低周波治療器などを利用して、 筋肉の凝りをほぐすように試してみましたが、それも手間がかかります。
他にも改善策として、デスクの高さを調整したり、足置きを使ったりすることを試してみましたが、自分に合った環境を見つけるのは難しいと感じました。
もちろん短い時間なら、座るよりもパッと作業が終了するので、効率的なのかな?と思った時期もありました。
しかし長時間の作業だと疲労感があり、効率が下がってしまう印象を持ちました。
予想以上の体への負担が大きく、立ち続けるのが疲れるという点は、スタンディングデスクを使ってみて初めてわかったデメリットでした。
座って作業するよりも集中力が持たない
座って作業するよりも集中力が持たない
次にスタンディングデスクをやめた理由は、集中力が持たないという点です。
スタンディングデスクは、座っているよりも集中力が向上するという声も多くあり、実際、スタンディングデスクを使い始めた当初は、確かに集中力が高まったように感じました。
しかし、立ち続けるのが辛くなると、意識が足腰の痛みなどに集中してしまい、作業に集中できなくなってしまいました。
また、座っているよりも視野が広くなるため、つい周囲の動きが気になってしまったり、書類や小物が散らかりやすくなったりして、集中力が途切れてしまうこともありました。
疲れてくると姿勢を変えたりするので、集中力が持たない!という感覚を持つようになりました。
長時間ずっと同じ姿勢で立っているのは苦しいので、足の位置を変えたり動かしたりすることが増えます。
その結果として集中できないので、スタンディングデスクって使いにくいな!って感じました。
もちろん、立ったほうが集中できる人もいると思うので、個人差がありますが、注意が必要です。
集中力は、作業内容や個人差によって大きく左右され、スタンディングデスクが必ずしも集中力向上に繋がるわけではないことを、理解しておくことが重要です。
腰痛や膝痛などは改善しない
腰や膝などが痛くなる
スタンディングデスクは、腰痛や肩こりを軽減できる効果があるとされています。
しかし、実際には私の場合は、長時間立ち続けることで腰痛が悪化してしまったという経験があります。
私の場合、もともと腰痛持ちだったということもありますが、スタンディングデスクを使用することで、腰への負担がさらに大きくなってしまったことが原因だと思われます。
また、長時間立ち続けることで膝にも負担がかかり、膝痛を発症してしまうケースも少なくありません。
ずっと立ったままで、しかも集中すると膝や腰に負担をかけた姿勢になりやすくなります。
スタンディングデスクを使用する際には、自分の体格や体調に合った高さに調整し、こまめに座ったり立ったりするなど、長時間立ち続けすぎないように注意する必要があります。
この点に注意しならがら作業をしていると、集中力が落ちてきますし、疲労感が溜まって疲れた感覚を強く持ちました。
腰痛などを持っている方は、特に注意が必要なポイントだと思います。
運動不足の解消にはならない
運動不足の解消にはならない
スタンディングデスクは、運動不足解消に効果があるとされています。
私の場合は、スタンディングデスクを使用しても、運動不足を解消することはできませんでした。
スタンディングデスクを使用しても、座っている時と比べて運動量が増えるわけではなく、せいぜい数kcal程度しか消費できないためです。
一方で、運動不足を解消するには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動や、筋トレなどの無酸素運動を行うことが効果的です。
在宅勤務が増えると運動不足になりがちですが、スタンディングデスクは運動不足の解消にはなりません。
キャビネットから書類を取るなどの動きがしやすいメリットがありますが、スタンディングデスクは、運動不足解消のための万能薬ではありません。
スタンディングデスクは魅力的に感じますが、僕自身は使ってみた結果として、普通のデスクの方がいい!となりました。
デスクを動かすのが手間と感じるようになった
デスクを動かすのが手間と感じるようになった
スタンディングデスクには、手動式と電動式の2種類があります。
当初、手動式のスタンディングデスクを使用していましたが、デスクの高さを調整するのが面倒くさくなったのも、使用頻度が下がった原因です。
電動式のスタンディングデスクであれば、ボタン一つで高さを調整できるので、手間がかかりません。
しかし、電動式のスタンディングデスクは手動式のものよりも高価であり、予算が限られている場合は購入を躊躇してしまうでしょう。
購入する時は気分に合わせて昇降できるといいな!と思って購入しましたが、実際に利用していると、デスクを昇降させる作業がかなり手間に感じるようになりました。
- 普通のデスクと比較して重量がある
- 電動式の昇降デスクは価格が高額
- ガス式の昇降デスクは手動の手間がある
- デスクが動くので、ケーブルの配線に注意する必要がある
デスクを昇降させるだけでなく、立って作業するために椅子を移動させるなども必要になります。
さらに高さ調節が可能であっても、設定できる高さが微妙に合わないと、適切な高さを見つけられずに不快感を感じることが多かったです。
結果として椅子に座ったまま作業することが多くなり、普通のパソコンデスクに買い換える結果になりました。
もちろん固定式のスタンディングデスクなら、この手間は不要になりますが、昇降タイプのデスクを検討している人は注意が必要です。
僕がスタンディングデスクを使って分かったメリットとは?【作業や時間効率が上がる】
ではスタンディングデスクには効果やメリットがないのか?と言われるとそうではありません。
スタンディングデスクは、座りっぱなしの生活による健康リスクを軽減し、集中力向上や作業効率の向上に効果が期待できるツールです。
僕自身がスタンディングデスクを使って分かった効果やメリットは下記の通りです。
- 座ったままの悪影響を無くしてフットワークが軽くなる
- 短時間にギュッと集中してメリハリがつくようになる
- だらだらと作業する時間が減る
スタンディングデスクは、座りっぱなしの生活から脱却するためのツールであり、運動不足の解消の万能薬ではないことを理解しておくことが大切です。
僕のようにスタンディングディスクをやめた!と、ならないようにするためには下記のポイントを大切にしてみましょう。
- デスクの高さを自分に合ったものに調整する
- 長時間同じ姿勢で作業を続けないようにする
- ウォーキングやジョギング、筋トレなど、意識的に体を動かす
では具体的に、僕が感じたスタンディングデスクのメリットを順番に解説します。
フットワークが軽くなる
座ったままの悪影響を無くしてフットワークが軽くなる
スタンディングデスクの一番のメリットはフットワークが軽くなる点です。
座ったままの悪影響として動くのが面倒になる点があり、また足を動かす機会が少なく、血行が悪くなりがちです。
しかし、スタンディングデスクを使うと、常に足を動かす必要があるため、血行が促進され、フットワークが軽くなります。
具体的には、歩く速度が速くなったり、階段の上り下りが楽になったりしました。また、立ちながら作業をしていると、自然と足を動かすため、座っているときよりも疲れにくく感じました。
ますが、座っているよりも、立っている方が足腰が動くため、フットワークが軽くなると感じました。
資料を探したり、デスクの周りを移動したりする際に、スムーズに動くことができます。
スタンディングデスクは立ったままなので、動き出しが早くなり、立ったり座ったりが面倒くさい!という意識がないので、パッと動ける点は魅力的です。
短時間にギュッと集中してメリハリがつくようになる
短時間にギュッと集中してメリハリがつくようになる
次のスタンディングデスクの効果やメリットとして、短時間に集中できる点です。
座っていると、ついつい長時間同じ姿勢で作業をしてしまい、集中力が途切れやすくなります。
しかし、スタンディングデスクを使うと、定期的に姿勢を変える必要があるので、集中力が持続しやすくなります。
具体的には、1時間に1回程度、立ったり座ったりを繰り返すようにしました。そうすることで、集中力が途切れずに、短時間にギュッと作業を進めることができるようになりました。
自分の集中力が保てる時間内に作業を終わらす意識があると、結構効率的に作業ができて、短時間にギュッと集中して作業が出来るので、生活にメリハリがつく点は大きなメリットと言えます。
短時間に作業が出来る点はスタンディングデスクの大きな効果だと思います。
だらだらと作業する時間が減る
だらだらと作業する時間が減る
スタンディングデスクの効果やメリットの最後として、だらだら作業する時間が減ることです。
椅子に座って作業すると、スマホに手が伸びたり、ネットサーフィンを続けてしまうなど、余計なことをしてしまい、作業が進まないことがあります。
しかし、スタンディングデスクを使うと、立ちながら作業をするため、余計なことをする時間が減ります。
意識的にデスクの周りに余計なものを置かないようにしたので、だらだらと作業する時間が減り、効率的に作業を進めることができるようになりました。
集中力が切れる前に作業を終わらせたい!と感じることが多かったので、時間の意識が高まる点も魅力的だったと思います。
このようにスタンディングデスクは短時間で効率的に作業するのに向いているのかな?と思います。
スタンディングデスクを使って分かった快適に使うコツ
スタンディングデスクは、長時間立ち続けると、疲労や腰痛などの原因になることもあります。
僕自身は、スタンディングデスクはやめてしましましたが、試行錯誤する中で、対策としてこれを行うと良いのでは?と思うコツを発見しました。
そこで、スタンディングデスクを快適に使うために、以下のコツをご紹介します。
- こまめに姿勢を変える
- デスクの高さを調整する
- 適度に休憩する
順番に解説します。
こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなり、疲労や腰痛の原因になりますし、体が痛い!と感じる時が多くなります。
そのため、こまめに姿勢を変えて、血行を促進することが大切です。
どうしても集中すると、同じ姿勢を長時間続けることが多くなってしまい、結果として体が痛い!と思うことが多くなります。
そこでこまめに姿勢を変えることが大切ですが、その時に役立ったのがポモドーロ・テクニックです。
仕事を25分ずつのセッションに分け、そのあいだに短い休憩をはさんで行うシンプルな時間管理術で、集中しないとすぐに時間が経過してしまう!と感じるぐらい、短い時間に区切る方法です。
ポモドーロ・テクニックを活用して時間を教えてくれるアプリもありますが、僕は触って使えるほうが好きなので、Amazonで購入したタイマーを使って試してみました。
25分の時間をワンセットとして、4~5回に1回は15~30分の長めの休憩をとるやり方なので、そのタイミングで、立ったり座ったり、デスクの周りを歩いたりストレッチを試してみました。
僕自身としては、実際にやってみて、自分のタイミングで休憩できないのが違和感があったので、十分に活用できませんでした。
しかし、スタンディングデスクを使い続けるなら、ポモドーロ・テクニックを使うとよいでしょう。
デスクの高さを調整する
デスクの高さが合っていないと、肩や腰に負担がかかり、疲労しやすくなります。
そのため、自分に合った高さに調整しましょう。
スタンディングデスクが低いと腰が曲がったような体勢になってしまい、腰が痛くなってしまいます。
一方で、高いと逆に肩が凝ってしまい、それも後から辛くなります。
腕を伸ばしたときに、肘が90度になるようにすると一番楽に使えるので、この点を意識するとよいかもしれません。
スタンディングデスクは思った以上に高さ調整が重要だと実感したので、細かい調整がしやすいデスクを選ぶとよいでしょう。
適度に休憩する
やはり一番大切なのは、適度な休憩だと思います。
長時間立ち続けると、疲労や腰痛の原因になるだけでなく、集中力も低下しやすくなります。
僕自身も中途半端な状態で休憩するのが嫌だったので、やり切ることを目標にしていました。
しかし、自分の区切りが良い部分まで時間をかけて作業をすると、その後にやる気や集中力が大幅に落ちてしまうんですよね。
目の前の作業を終わらせるよりも、やる気や集中力をできるだけ長持ちさせる!その意識が大切かもしれません。
休憩するときは、軽く歩いたり、ストレッチをしたりすると、疲労を回復する感じがありますし、甘いお菓子などを食べるのも良い気分転換になります。
このようにスタンディングデスクを活用するコツを参考にすると、快適に使い続けられる可能性が高くなります。
スタンディングデスクをやめた後に買ったおすすめのデスクとは?【おしゃれで品質が良い】
ということで、僕自身はスタンディングデスクをやめました。
その後に購入したのが、ロウヤのパイン無垢材を利用したパソコンデスクです。
テーブルとしてもパソコンとしても利用できる点が魅力で、何より天板が美しいです。
ヴィンテージ感のあるパイン無垢材を利用しているので、おしゃれなデスクとして利用できます。
脚の部分はアイアン製で、接地面は密着するように設計されているのでガタツキが少ないのが魅力です。
横幅のサイズも複数あるので、おしゃれなデスクを探している人におすすめです。
\\商品詳細//
素材 | 天然木 パイン無垢材 |
サイズ | 幅125×奥行76×高さ12cm |
耐荷重 | 約25kg |
重量 | 約21kg |
まとめ
僕がスタンディングデスクをやめた理由をまとめました。
僕自身は、スタンディングデスクのメリットよりもデメリットを多く感じたため、普通のデスクに戻っています。
- デスクを動かすのが手間と感じるようになった
- 長時間立ったまま作業すると疲れる
- 座って作業するよりも集中力が持たない
- 腰や膝などが痛くなる
- 運動不足の解消にはならない
スタンディングデスクは、長時間の作業をするのはキツいと言う部分が一番の理由です。
その反面、スタンディングデスクは時間効率があがる点は大きなメリットだと思います。
- 座ったままの悪影響を無くしてフットワークが軽くなる
- 短時間にギュッと集中してメリハリがつくようになる
- だらだらと作業する時間が減る
個人的にはスタンディングデスクよりも普通のデスクの方が作業がしやすいと感じます。
しかし普通のデスクと比較して、スタンディングデスクだけが持つメリットも多いです。
その点を考えて、スタンディングデスクを選んでみてくださいね!